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<あらすじ>
1、田所祐二は水橋高校出身で、高校時代はサッカー部始まって以来の名選手と言われた男である。しかし、Jリーグから声はかからず、本場イタリアへ単身渡って腕を磨こうとするが、練習中に怪我をして失意の中帰国する。 今は故郷水橋の実家でぶらぶらしている。怪我の癒えた祐二にサッカーの再挑戦を勧めていた恋人・結城恵利菜は、事故に遭い意識が戻らない。
そんな祐二を支える、サーファーで兄貴のような存在の花火師・滝正浩。定職に就かない祐二に花火師になることを勧めるが…。
2、宮本健吾は妻と死別後、男手一つで娘・美優を育てている。休日の海釣りが唯一の趣味である。美優が変な男と付き合っているのではないかと心配で仕方がない。一方反抗期の美優は、父から離れるために東京の大学に進学することを決めるが、家の経済状況を考えると中々言い出せない。 縮まらない親子の距離…。
3、小杉凛は、富山の放送局に勤める報道部員。恋人は、銀行員・村田翔太。仕事が忙しくて中々会えない2人。ある日凛は、東京の情報番組のサブキャスターに大抜擢される。遠距離になることを快諾した翔太だが、胸の内は…。
また、凛の息子・大河も凛と一緒に過ごす時間がないことで淋しい思いをしていた。
4、七瀬薫は、パートと母の介護で疲れきっていた。そして夫・実は、仕事の都合で単身香港へ行ってしまった。友達の梵博子と山藤佐和に励まされるが、「私も自分らしく生きたい」そんな思いが胸を締めつける…。
5、林陽子は、富山県庁知事制作局長秘書(派遣職員)として働いている。そこへ、小学校の同級生・前田利文が知事選に当選し着任する。お互い独身の2人は、思い出話に花を咲かせ距離を縮めていくが、一緒に歩いているところを上司に見られ…。
6、木村梢は、水橋南中学の国語の教師である。学校にヒップホップダンスクラブを作りたいと願う生徒たちを応援するが、校長と教頭に反対されてしまう。学校内でダンスの練習ができなくなってしまったが諦めない生徒たち。そのうちに仲間が増え、新たな目標とステージに向かって走り出す…。
6つの物語は、「橋まつり」に向かって加速していく。花火が打ち上がる瞬間、それぞれの心にどんな変化が起こるのか…。
水橋の花火は、恋の花火、そして絆の花火。
・11月8日~21日、富山シアター大都会にて公開