簒奪者エレン・イエーガーは何を誰から簒奪したのか［進撃の巨人 伏線を探せ Vol.18］

「進撃の巨人」のコマやセリフの裏に隠された伏線を探るコーナーです。第十八回目は、第101話「戦鎚」です。レベリオの広場で進撃と戦鎚が戦う中、進撃とは戦鎚の攻撃で両手と頭部を失い、巨人の中からエレンが姿を現します。戦鎚は止めの一撃を加える前に、エレンを「簒奪者」と呼びます。何故エレンは「簒奪者」なのでしょうか、始祖を喰ったにしても始祖の力を誓えるわけではありません。ひょっとすると、そこには別の意味があるのかもしれません。

[@taku_toro]

これに至っては単純に王家のみがというか王のみが持つべき始祖を奪い、座標が発動したことからも、エレンが持つべきではない始祖を継承したことだと思う。

[@jink0222]

エルディアの王家は2000年以上、ユミルが巨人なったのは1850年前なので、ユミルの直系子孫がエルディア王家ではないと思います。王家が始祖を持っていたという歴史は明示されていないと思いますよ。そう書かれていたところがありましたっけ。

[@taku_toro]

Jin Kamikouchi 王家は代々、始祖の巨人を継承し、巨人大戦を押さえてきたとか書いてたと思いますよ。

[@jink0222]

タイバー家はもともと嘘つきですから、ヴィリーの演説は鵜呑みにはできないと思います。「始祖の巨人を行使できるのは王家の血筋のみ」というのは、カールがパラディ島に籠ってからの話で、「王家の血筋」とはカールの直系に限られるのではないかと思っています。もし昔から王家が始祖を持っていたとすれば、王家の血筋の引いた人間はもっといるはずです。 日本人でも女系も含めれば、わずかでも天皇家の血を引いている人は多いはずです。タイバー家も婚姻でフリッツ家の血を混じっていると考えるのが普通ですから、「王家の血筋」はカール・フリッツの直系子孫を指していると考える方が自然ではないでしょうか。 「王家は代々、始祖の巨人を継承し、巨人大戦を押さえてきた」というのは、第何話でしょうか。ヴィリーの演説にはそういう文言は見当たりませんでした。またダイナの説明では「王家が「始祖の巨人」を呈する」というちょっと意味の分からない表現をしています。「呈する」は差し出すとか示すという意味ですから、王家が始祖を継承し続けていたかどうかは判断できないと思いますよ。

[@tsuru6118]

解釈は自由だが、あなたの説に賛同するものは少ないだろう。

[@jink0222]

これは伏線ではないかと思われるものを探して提示しているので、多くの人が賛同するものである必要はありません。というより、多くの人が「それは違うだろ」と思うものの中に伏線が潜んでいることを期待しています。