DNAの抽出実験（ブロッコリー） 高校生物実験

文部科学省検定教科書　高校「生物」の著者　矢嶋正博　Masahiro Yajima　が 制作した映像です。 この実験では，ブロッコリーの花芽からDNAを採取して，家庭用洗剤や冷エタノールを使って簡易的にDNAを含む繊維状構造を取り出す方法を紹介しています。
　この実験は，高校「生物基礎」の「生物の特徴」の単元の「遺伝子とそのはたらき」の項目の実験として適しています。
内容　①　家庭用洗剤でDNA抽出液をつくる
　　　②　ブロッコリーからDNAを抽出する
　　　③　冷エタノールによってDNAを溶液中から析出する
　　　④　DNAを染色する酢酸オルセインを使ってDNAを確認する

[@user-tn9vq5dj8b]

ブロッコリーが30g、水50g・食塩4gの時洗剤はどれくらい必要ですか？ 教科書には洗剤2滴が書いてあって、適量で落ちてこないので量に困ってます。

[@user-rp3ow5rt9d]

タンパク質分解酵素がすぐに手に入らない時、例えば、生のパイナップルの搾り汁で対応はできますか？

[@1YAJIMA]

タンパク質分解酵素を使わなくても高校レベルの実験なら大差ないですよ。パイナップルではやったことがありません。試してみるのも面白いかも。

[@user72503]

dna抽出液は作ったら使うまで冷やしといた方がいいですか？

[@1YAJIMA]

DNA抽出液をPCRにかけるなら冷やす必要がありますが，特に用途がないなら冷やす必要はありません。DNAを壊れない状態で保存したいのかな？保存するならー３０℃位にする必要があります。

[@1YAJIMA]

冷やしたほうが良いです。

[@user72503]

酢酸オルセイン溶液って絶対加えないとダメですか？

[@1YAJIMA]

DNA部分を染色しないなら必要ないですよ

[@1YAJIMA]

加えなくてもよいです。DNAがあることを染色体を染色する酢酸オルセインという染色液で確認しているだけです。酢酸カーミンでもよいです。