【ガチ作曲】『Requiem No.1』 ～ 楽譜出版記念！ 謎の音階を自在に操る"ピッチクラス・セット理論"

作曲家のトイドラが自作曲を解説します。
謎の音階を無調的に操る「ピッチクラス・セット理論」の実例紹介。
【楽譜販売ページ（Bridge Score）→ bridge-score.c... 】
質問・意見はコメントにて。
0:22 楽曲紹介
1:11 楽曲のテーマ分析
8:28 「ピッチクラス・セット理論」とは？
14:52 曲中での「ピッチクラス・セット理論」の使われ方
18:04 まとめ
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Requiem No.1 - for Brass Quintet
作曲：冨田悠暉（トイドラ）
☆「Requiem No.1」参考音源 → • 冨田悠暉 －『 Requiem No.1 』
☆「PC Set Calculator」→www.mta.ca/pc-...
☆高校生の頃ピッチクラス・セット理論で作ったポップス → • 【オリジナル曲】SUPER TATSUMI ...
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作曲家のトイドラ → tomita-haruki....
#音楽理論

[@Cab_Kavun]

今まで知らなかった…そんな理論、すげぇや

[@toydora_music]

さほど有名な理論ではありませんし、作曲に用いている人はかなり少ないはずです！ スケールを客観的に見つめる方法として優れており、他の理論との融合も簡単なので、気軽に使ってみると面白いですよ。 もちろん、コツを掴むまではなかなか難しいのですが。

[@kk3803]

ぜひ歌詞をつけた合唱でのレクイエムも考えていただきたいです❤

[@macrocopamoina6302]

例えば7-35のピッチクラスセットを用いて作曲するときには、同時になっている音が常に何らかの長音階上の和音を形成していればよいということですか？

[@toydora_music]

そういうことになります。 動画内でも触れましたが、このとき「和音」という概念が拡張されるので、必ずしも一般的な3度堆積の和音でなくても良くなります。 また、どの範囲の音を7-35で制御するかという部分も色々な考え方ができます。 動画内では、同時に鳴っている音が7-35の範疇に収まるような作曲方法を採用しましたが、実際には曲全体、もしくはある1パートで鳴らす音だけ、あるモチーフだけ……というように、7-35で制御する範囲は自由に決めることが出来ます。

[@にききい]

いつも素晴らしい分析ありがとうございます！質問なんですが他の分析動画などにも出ているコルトレーンチェンジ理論や今回の理論、またクロマティックミディアントなどの特別な理論などは何で情報を得ていますか？またそのような理論があるなら他にも教えて頂きたいです

[@toydora_music]

いつも見ていただきありがとうございます！ 基本的には独学が多く、なんなら楽曲分析と作曲を通じて何となく身に着けてしまったものが多いです。 ただ、今回のピッチクラス・セット理論はかなり専門的＆マイナーな理論なので、実は僕が師事している作曲の師匠から教えていただきました。 他にも、小山清茂の日本和声・Tonnetz・ミニマルミュージックの書法などといった理論も教えていただきました。 日本和声については近いうちに動画化する予定なので、お楽しみに。

[@にききい]

なるほど！そういった書法などからも情報を得れるんですね、ありがとうございます。次の動画も楽しみにしています！