@@frenchbreadish 「五線譜の一個目の♯がファ」← 面白い観点ですね! CM7 に対して F はアヴォイドというものの、結局 F♯ はシャープがついた音なので、時と場合によっては F の方が自然ということも多いです。 C7sus4 という和音があるように、単音としての C は F と別段相性が悪いわけでもないのです。 基本的にメジャー・スケールは C から上に完全5度を積み重ねてできていますが、F だけは C から下に完全5度の音になっていて、それがアヴォイドになってしまう理由でしょう。 この「完全5度」というのはアヴォイド・ノートを考えるうえで重要な概念です。 白鍵で5度の音程を弾いてみると、B と F を弾いたときだけ減5度になります(それ以外は完全5度)。 そして、調号で最初に♯がつくのは F 、最初に♭がつくのは B です。 ……というように、考えていくとパズルのように延々と続いてしまいます。 音楽って面白いです。