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演奏曲
A variation of Greensleeves / Francis Cutting
グリーンスリーブスによる変奏曲 / フランシス・カッティング
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≪曲について≫
超有名なイングランド民謡「グリーンスリーブス」にリュート奏者フランシス・カッティングが変奏を付けたルネッサンスリュートの名曲です。冒頭のどこか懐かしいグリーンスリーブスの旋律の後に、技巧的な変奏が続いていきます。グリーンスリーブスは英語で「緑の袖」という意味ですが、その由来は諸説あるみたいです!気になる方は調べてみてください!😁
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≪作曲者について≫
フランシス・カッティング(1550 年頃 - 1595/6 年)
ルネサンス時代のイギリスで活躍したリュート奏者で特にこの「グリーンスリーブスによる変奏曲」の作者として知られています。エリザベス朝時代のイングランドの雰囲気をよく表したパヴァーヌやガリアルドを多く作曲しました。イングランドのリュート奏者としては、ジョン・ダウランドの一世代前の重要な作曲家です。
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会所 幹也(かいしょ みきや)
平成3年生まれ、大阪府八尾市出身。木村英明氏に4歳よりギターの手ほどきを受ける。幼少期より毎年コンクールに出場し、入賞を重ねる。
ウィーン国立音楽大学ギター科においてアルバロ・ピエッリ氏のもとで研鑽を積み、修士課程を最優秀の成績(Auszeichnung)で卒業。在学中より、クラシック音楽以前のルネサンスやバロック時代の音楽に高い関心があり、古楽器リュートにおける歴史的演奏法を学ぶ必要性を強く感じるようになる。
2019年、リュートへの転向を決意。ドイツに拠点を移し、フランクフルト国立音楽大学にて、本格的にリュート及び通奏低音楽器であるテオルボの研究を始める。
2022年、リュートを本格的に初めてわずか3年で、リュート界唯一と言われる第11回マウリツィオ・プラトラ国際古楽コンクール(イタリア)にて優勝。
洗練された技術に支えられた豊かな音楽性と透明感のある音色に定評があり、次世代のリュート奏者として日本国内に留まらず世界的に注目を集めている。また近年は拠点ドイツのみならず、日本での活動も本格化させている。
2023年ザ・フェニックスホール(大阪)で開催された「会所幹也リュートリサイタル」においては、リュートのソロリサイタルとしては異例の満席動員を達成し、大手新聞社や大手音楽雑誌にも大きく取り上げられた。上記リサイタルの成果に対し、リュート奏者として初めて大阪府、大阪市、関西・大阪21世紀協会より「令和5年度大阪文化祭奨励賞」を受賞。
令和2年度文化庁新進芸術家海外研修員。2020年から現在まで7期にわたり野村財団奨学生。2022/2023年度ドイツ政府公式奨学生。2023年NHK-FM リサイタル・パッシオ出演。2024年フジテレビ「めざましテレビ」出演。