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「食」をテーマにした国内最大級の商談会が21日から宜野湾市で始まり、全国各地の出展企業が今後の販路拡大を見据え商談を繰り広げました。
2024年で12回目となる沖縄大交易会は、県産品や全国の特産品など「食」の販路の拡大を目的とした国際商談会です。
鮮魚や精肉、加工品など9つの分野で全国から237社が出展していて、バイヤーは海外も含め181社が参加しています。
県内からも企業が出展していて、沖縄近海で獲れる金目鯛を加工、販売している丸新水産は質の高さと美味しさを県外、海外にも広げたいと意気込んでいます。
丸新水産新垣昇司社長:
「いろんな調理法がありまして、姿煮、一匹で煮付けにしたり、和洋中どれもいける。アクアパッツァだったり、味噌汁、魚汁にしたり。沖縄ではマース煮といって、塩煮とか、バター焼きもあるんですけど」
バイヤー:
「お酒にもこだわっているお店ですので、お酒のアテとして」
県外のバイヤーと直接顔を合わせての商談を通して、今後の展開に向けて手応えがあったようです。
国連のユネスコが無形文化遺産への登録を勧告している「伝統的な酒作り」の一つ、泡盛。
大交易会でも国の内外のバイヤーから熱い視線を注がれていました。
バイヤー:
「香りがいいですね」「ようやく海外でお酒を割る文化が出てきて、韓国ではハイボールが流行っている」「チャンスあると思う。これから」
忠孝酒造営業課・岩田岳樹課長:
「幅広く製法の違い、酵母の違い、味の違いを出させていただいて」
泡盛は12月にも無形文化遺産への登録が正式決定される見通しで、売り手、買い手ともに泡盛の市場や可能性が広がっていくことに大きな期待を寄せています。
DoubleDoors高橋啓輔社長:
「国内は泡盛が本州でも出回っていますけど、海外はなかなか少ないと思うので、しっかり提案していって、ウィスキーに近いようなかたちになるかなと思うので」
忠孝酒造営業課・岩田岳樹課長:
「泡盛の認知度がより上がっていくのかなというのを期待しています」「県内だけの流通だけですと、私たちもなかなか生き残れない。県外、あるいは海外に目を向けてつながりを作って、泡盛を広く普及させたい」
沖縄大交易会の主催者は、東アジアの中心に位置する沖縄の地理的な優位性を活かし、国際的な物流の拠点として沖縄を成長させることを目指しています。