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マイントピア別子の対岸にひっそりと佇む赤レンガの建物。別子銅山、そして工業都市新居浜市の基盤づくりに大きな役割を果たした「旧端出場水力発電所」。明治45年に創業を開始した「旧端出場水力発電所」は、一般公開に向け、平成30年度から耐震補強等の工事に入ります。
建屋が見えなくなる期間も発生することから、煉瓦造りのモダンな建屋外部、内部とともに水路システムを3DCG、ドローンによる実写、古写真等を活用した映像を制作しました。本動画は約5分のダイジェスト版です。
また、動画本編(約15分)はマイントピア別子にて放映しています。
動画本編では、当時の最新鋭の設備であるドイツのシーメンス社製の発電機が保存されていること、銅山越え南側の吉野川水系の銅山川の水を利用したこと、当時東洋一の597メートル落差の水圧鉄管を使用したこと、当時世界一と言われた20キロメートルの海底ケーブルにより四阪島製錬所まで送電を行っていたことなど、歴史的事実の説明を組み込んでいます。