【音楽談話91】失われつつある演奏技術とその価値観!どうして人が育たない?どうして技術者が育たないのか・・?

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車田和寿‐音楽に寄せて

車田和寿‐音楽に寄せて

Күн бұрын

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@yokopinkerton2495
@yokopinkerton2495 Жыл бұрын
まさにお話しの通りです 私は83歳からピアノを始めました その年になるまで弾く時間がありませんでした 基礎練習がないから苦労の連続ですがじぶんなりに楽しんでいます
@kkamiyasatorukamiya8154
@kkamiyasatorukamiya8154 Жыл бұрын
当方、プロの音楽家でもないし、アマチュア音楽家でもなく、楽器も弾きませんが(聴く方専門です)、車田さんのお話が面白くて、いつも動画を視聴しています。 今回は特に良い話をありがとうございました。どんな分野にも通じる話だと思いますね。 2023/10/18
@岸田洋子-j2t
@岸田洋子-j2t Жыл бұрын
本当にその通りだと思います。適正な価格ということが大切と思います。建築関係の本を読んだ時に、その工務店では、○○円以下では請け負わない、それだと職人さんにそれなりの支払いができないので、職人さんのやる気を失わせてしまう、と書かれていました。素晴らしい仕事には時間やその方のやる気や誇りがつまっていると思います。音楽だけでなく、すべてのことに「共通する基本」に聞く人が気づくことが出来るとても良いお話でした。 ありがとうございます。
@user-yr9ms9pb1g
@user-yr9ms9pb1g Жыл бұрын
車田さん、いつも実に深い考察を分かりやすく述べてくださり、ためになっています。 私は61歳パート主婦。子供にピアノを習わせている時、私も是非ピアノをやりたいと抑えきれない衝動が湧いてきて子供と同じ先生に習い始めました。時間をかけて基礎練習をやったか、と言えば?マークですが、今年もう習い始めて23年くらいになります。今の先生は私が「弾きたい!」と思った曲をなんでも挑戦させてくれます。結果難しすぎたということもあります。が、私は1年2年かけて一つの曲を仕上げていくのが凄く幸せです。音楽というのはなんて人を幸せにしてくれるものでしょうか!今日の車田さんのお話の趣旨からは逸れてしまいましたが、たくさんの方のコメントもとても面白く、考えさせられて、読ませて頂いています。音楽は厳しい道かもしれませんが音楽を愛している人もまたたくさんおられるのだなと嬉しくなります。
@Searahful
@Searahful Жыл бұрын
まさに、今、どの業界でも同じようなことが起こっているのでしょう。世界で色んな素晴らしい技術がある(あった)のに継承をされないのは、とても残念なことです。 また、その時間と価値を大切に扱う社会であればと思います。 車田さんの動画を、沢山の人に観ていただきたいです。 私が合唱を再開できたのは十年少し前、アマチュアですが少しでも学び、身体の内外を鍛えて、5年後はもっと美しく歌いたいと思っています。 ありがとうございます✨
@mikikot5320
@mikikot5320 Жыл бұрын
すてきなお話😌❤ ドイツの隣の国で20代の終わりに職人と言われる類の職業に転職しましたが、10代の頃から働いている同僚の仕事は同じ工程かつ同じ時間でやっても緻密さとダイナミックさが共存しているように感じます。数年間労働時間の二倍以上働いていましたが、作業自体は決して難しい事ではないのに、自分ではその仕上がりにはなりません。 長く同じ(実際は同じではない)ことを飽きずにコツコツ積み上げられるのも職人としての才能だと思いました。 違いが分かる人が増えるといいな😃
@hayumi011
@hayumi011 Ай бұрын
ありがとうございます。本日も基礎練にて音がつなげられるよう、フレーズとして理解できるよう、ホールで使える音になるよう、頑張ります。
@kazutoshitsukahara3487
@kazutoshitsukahara3487 Жыл бұрын
難しい曲でも、意外と音色が雑なピアノ演奏を耳にします。基礎練習で演奏技術を身につける大切さに改めて気づきました。ただ、機械的な指の鍛錬として我慢してやり続けると、長続きせず手も痛めます。初歩の段階から、美しい音楽的な響きを探る「発声練習」として、試行錯誤しながら聴感を育てる意識をもつと、やさしい曲でも楽しくなり、意欲が湧いてきます。表現したい気持ちや繊細な感性を磨きつつ練習すると、演奏技術は自然に身につくと思います。大量生産の時代に個の尊厳を見失い、そうしたことを教える人が減ってきました。
@木下朝雄
@木下朝雄 Жыл бұрын
車田先生、いつも楽しく見させていただいております。☕️ 私は教職を30年以上、勤めてまいりました。🏫 子どもたちの前で、自信をもって授業を行えるようになったのは、 6年目くらいからでした。🌸 それまで、99%くらい、失敗の連続でした。💦 先生の話された通り、現場の経験が大切だと思います。🌈 ありがとうございました。😊
@naomitanaka2714
@naomitanaka2714 Жыл бұрын
まさに、この頃痛感していたことでした。日本で職人が育っていないこと、現場で無理が生じて大事故に至ったことなど、ドイツでも状況が同じだということに驚きました。また、歌手は発声のために筋肉を鍛える、そのために長い時間がかかるということは改めて納得しました。男性歌手はあの胸の筋肉を作るのに時間をかけているのですね!自分で自分の楽器を作っているのですね!
@akemihirose5827
@akemihirose5827 Жыл бұрын
いつもありがとうございます。 基礎的技術を身につけるには時間がかかる、本当にその通りだと思います。職人の技がいつまでも残ってほしいと思いました。技を磨くことが音楽を愛する気持ちの現れになると思わされました。あと何年残っているかわかりませんが、自分の生涯の課題となりました。貴重なお話、ありがとうございました。
@sapisapisapii
@sapisapisapii Жыл бұрын
大事なことをお話し下さり有難うございます。 技の価値というものは真にやってみた人にしか分からないものなのかもしれませんね。 音楽を学ぶ学生に触れていると、音楽への謙虚な姿勢をもつ人があまり多くないことに驚くことがあります。 その姿勢を持つようになるまで、時間がかかる人もいるのかもしれません。 ただ、自分は「昔は良かった」というような年寄りにはならないように気をつけて生きていかなければと思っています。(そのような教育を受けて辛い経験をしたことがあるので。) 素晴らしい伝統を踏襲したいという姿勢を、他者にどれほど求めて良いのか…自分の中ではまだ答えが出ていません。 アマチュアの方が弾きたい曲を決めて、それを楽しむためだけに演奏を学ぶというのも、私は悪いことでは無いと思っています。 人生の目標や価値観が違うのです。 生徒に技術を教える上で、自身の価値観の押し売りになってはいけないと自制心を懸命に働かせる瞬間は辛くもありますが、大事なことだと思っています。とりとめのないコメントで申し訳ございません。
@ななみ-b2z
@ななみ-b2z Жыл бұрын
今日も貴重なお話をありがとうございました。  私は楽器を練習しているのですが、なかなか技術が身に付かず、速い運指や音程の感覚やきれいな音の出せる人とどうしても比べて落ち込んでしまいます。でも、技術は本来身につけるのに時間も経験も失敗も必要だというお話に励まされ、早く他の人みたいにうまくなろうと考えるより、ひとつずつ課題を自分なりにクリアしていき私にしか出せない音を出せるようにする方がいいと思えました。(もちろん、アマチュアです)  他の分野についても本当に通じるところがあり、生徒を教える仕事をしていますが、最近特に強く感じる生徒の考え方や取り組み方への違和感の元がなんとなくわかってきたように思います。
@角田敬子-e1e
@角田敬子-e1e Жыл бұрын
せめて学校にいる間にたくさん失敗して欲しいです。でも、教師も失敗を許されていないので辛いですよね…(-_-;)
@ななみ-b2z
@ななみ-b2z Жыл бұрын
@@角田敬子-e1e 本当にそうですよね、、。失敗してなんぼだよとは教えているのですが、自分の頭で考えてみたり、やってみたりしようとしない子が私の周りには殆どです。コミュニケーションの齟齬があれば教員の間違いとされますし、難しいですね、、。
@浩斉藤-r8d
@浩斉藤-r8d Жыл бұрын
今回も有益なお話を有難うございました。確かに、Artistという語はArtisan(職人)からの派生語ですね。
@masanovajapan3181
@masanovajapan3181 Жыл бұрын
ほんとにおっしゃるとおりだと思います。あらゆる分野で「我慢する」「時間をかける」「1つのことを掘り下げていく」とゆうのなくなってきてると思います。チャンネルを変える、買い直したほうが安い、我慢しないというロジックで大丈夫なのかと思います。物や楽器、相手に対する敬意は驚くほど減ったと思います。交換可能なユニットとしてしか見てないようにも思えます。
@defleurcouleur1714
@defleurcouleur1714 Жыл бұрын
凄く共感できる良いお話でした‼
@ぴあのと珈琲.n3c
@ぴあのと珈琲.n3c Жыл бұрын
大切なお話しをありがとうございます。すぐに弾きたい曲が弾けるようになると期待して習いに来て下さる生徒さん、保護者の方へ、基礎練習の必要性をどう伝え、理解して頂けるか…年々難しいなと感じております。 (クラシック曲よりも、ヒット曲・映える曲が弾きたい!) 毎年あるあるで、夏休み前~最近では小・中学校の学芸会、1~2月にはお別れ会でのハイレベルな伴奏曲のオーディションをきっかけに、基礎練習の大切さを実感してくれる場合も有ります。 何より私自身も、弾きたい曲の難所の壁にぶつかった時、大いに大いに実感しております😅
@fossilest
@fossilest Жыл бұрын
自分の仕事も一人前になるまでに長い修練を必要とするだけでなく、どこまで行ってもさらに上を求めなければならない仕事です。 今振り返ってもやはり数年位で身に付くものは知れています。 また10年前の自分には今やっている事は出来ないと思いますし、10年後の自分は今出来ないことを出来ているようでありたいと思います。 以前寿司職人について、「10年も経験を積むのは馬鹿で半年も修行すれば充分」と発言した著名人が居ましたが、いかに物事の上辺しか語っていないか痛感させられます。 高い山に登るためには地道に一歩一歩登ってゆくしかないし、だからこそ長い修練で積み上げられたものは貴いのだと思います。
@kobutorimom
@kobutorimom Жыл бұрын
なるほど、子供の頃は気づきませんでしたが、確かにピアノ教室でやらされたような基礎練習を今から始めましょう、って言われたらやらないかもしれないです。当時先生にダメ出しされたことも、もう覚えていないですが、その度少しづつ何かしら吸収ができていたんだろう、だから大人になってまた始めた時に始めやすかったのですね。当時はあまり真面目な生徒ではなく、今このようなお話を聞いて親に申し訳なく、またありがたく思います。子供にも習い事をさせていますが、将来同じような事を思ってくれたら嬉しいです。
@井村洋子-l9j
@井村洋子-l9j 2 ай бұрын
私は50歳から二胡を習ってます。 クラッシックやオペラや声楽とは違いますが興味深く拝聴しております。 確かに背伸びした曲を弾きたい気持ちは良く分かりますし私もそうです。 しかし15年経った今だからこそ基礎の大切さが分かります。 ボランティア演奏中心ですが、それでも少しでも良い音楽が奏でられるように練習を積み重ねたいです。
@monoconyari6304
@monoconyari6304 5 ай бұрын
私は子供の時の方が練習が嫌いでした。今のモチベーションがあの頃あればとよく思います。基礎的技術をなんとか獲得したのに、弾かない時期が長すぎたために、再びやろうとするとまた時間がかかります。けれど、今はそれも楽しめる。子供の頃の方が時間があったので、もったいなかったなと思います。今はとにかく時間がたくさん欲しい。そうすればたくさん練習ができるのに。 デフレと音楽の話、なるほどです。本当に最近はある程度の技術で安くが求められてしまいますね。 けれど、音楽のような芸術はそのような時代の流れとは別であってほしい。 いいものを求める感性を忘れない人間でありたいと思います。
@キャロットスネーク
@キャロットスネーク Жыл бұрын
車田先生、今回も価値あるお話をありがとうございます。 先日、KZbinを徘徊していて「ハイトーンの出し方」という金管楽器向けの動画を発見しました。 どうやらプロ奏者の方が上げた動画のようなのですが…。 金管奏者にとってハイトーンは永遠のテーマと言っても良いくらい、情報を欲している人は多いと思うのですが、これはとても危険なことだと感じました。 人それぞれ歯並びも唇の形も、どの程度基礎が出来ているかも違うのに、一律に「こうすれば高い音が出せますよ」というような情報を提供するのは、下手をすれば二度とまともに音を出せなくなる(私達の時代は唇が壊れると形容しました)可能性もあるのではないかと感じました。 高音域が苦手な人の多くは奏法に何らかの問題を抱えている人が多いため、ひとりひとりの基礎力を確認し、個々の問題点を解決した上でないと高音域の出し方など怖くて教えられないと個人的には思います。 おまけに例えその情報を実践したせいで調子を崩してしまったとしても、情報の提供者は何の責任も取ってはくれないでしょう。 簡単に情報を得られる時代だからこそ、正しく選択する能力が必要なのだと思っています。
@hiroaniki6768
@hiroaniki6768 Жыл бұрын
そのためにも、「確かな技術を持っている人に直に習って、しっかり確かめてもらう」という正しい選択をする人が増えて欲しいものですね😊
@山田裕也-j5z
@山田裕也-j5z Жыл бұрын
本当にいつも的を得ている事を仰られていて、それを誰にでも分かりやすく言って下さって、本当に励みになります! 実際の世の中、ドイツでもなく日本もそうです、色んな分野において。 本物の凄さを見抜ける聴衆、演者と言うのがこれから益々減っていくのかな?と思います。 けれど世界各国の超一流の方々の思いや技術は失われないと思うし、そうであってほしいです。 そういう想いをアマチュアであれプロであれ、代々受け継がれて良い意味でこれからも発展していく事を願うばかりです。 有難うございます🙇‍♂️
@sonatapartita5339
@sonatapartita5339 Жыл бұрын
全ての分野に通ずるお話と思います。仕事においてもマニュアルがあればできるものと何年も経験を積まなければできないものがあります。その理解がなくなると全ての基礎が崩壊していきます。
@岡元清志-e3g
@岡元清志-e3g Жыл бұрын
昔は十年早いとよく言われていました。 一人前になるには十年は掛かるということでしょうね。
@spectral9082
@spectral9082 26 күн бұрын
ベネチアングラス 唯一無二ですね。 乾杯🥂 こんなに綺麗な色があるんですね。 模様も色もいい感じです。 今日の生花も良い色合いです。 技術を身につけるには、時間も辛抱も必要ですね。
@ととろっち-j9g
@ととろっち-j9g Жыл бұрын
高校生の私でも理解出来ました わかりやすいです ありがとうございます
@platinumdragon999
@platinumdragon999 Жыл бұрын
全くもって先生の仰る通りです。拝聴しながら頭に浮かんだのはyoutubeで大量に出回っている和食のノウハウの動画です。日本人が簡略化している動画はまだしも、来日経験ゼロで地元の非日本人が作っている寿司や和食を独自の解釈で「これぞ日本の料理!」と言わんばかりにupしている外国人の多いこと。(出来上がりは当然酷いです)そしてそういう人は決まって和食を覚えるのに何十年も必要ないと主張します。安い&速いを全否定はしませんが、先生の仰るように安くて速いのはそれなりの価値しかないということを私たちは学習するべきです。クラシック界でもそんな傾向にあるのは深刻ですね。
@akirahayase7986
@akirahayase7986 Жыл бұрын
私は、音楽とは無縁な仕事をしている、単なるクラシック愛好家に過ぎませんが、今回のお話は、私の携わっている仕事にも通じる内容で、非常に勉強になりました。職人的精励の積み重ねを聊かでも想像できる聞き手になりたいと思いました。
@mccoy0507
@mccoy0507 11 ай бұрын
文明論に及ぶ今回のお話、実に現代社会そして近未来への警鐘と深く感銘しました。急激なAIテクノロジーの発達により、産業や文化の大きな変革が起ころうとしていますが、その根底として考えなければならないポイントを述べられているとつくづく考えさせられました。車田さんブラボーです。
@柴田千絵-b1i
@柴田千絵-b1i Жыл бұрын
素晴らしいお話、ありがとうございます。共感します。娘中学生が🎻を勉強しています。なんでもネットで簡単に手に入る現代、お金を出せば手に入る現代。理想1音を出すのに果てしない時間がかかりますし、理想の音が果たしてだせているか、自問自答です。 生きている社会と音楽に向き合う時間がリンクしません。だからこそ、先生とのレッスンの時間が幸せな価値のある時間です。 強い意志を持たないと、流されてしまいます。
@shibainu_menuett
@shibainu_menuett 4 ай бұрын
おっしゃる通りです。車田さんの動画をみてできるようになったつもりの子どもに何度でも見せたい動画です。
@埴輪久里子
@埴輪久里子 Жыл бұрын
私が通っていたピアノ教室では、才能ある優秀な人でも音大に行かずに、理系の将来生活に困らない学部に進学していきました。 残念に思いますが、クラシック音楽に一生を捧げるのは大変ですから。
@tsurusan5807
@tsurusan5807 Жыл бұрын
初めまして。元職人です。おっしゃる通り、一度途絶えた技術は取り戻しがたい。木を育てるがごとし。
@角田敬子-e1e
@角田敬子-e1e Жыл бұрын
小さな時に「本物」に出会うこと、実体験することが大切だと思います。今は赤ちゃんの時から経済効率の良さばかり求められがち…失敗させまいと、親も必死な感じがします。何だか「育成ゲーム」をしている感じ…子育てくらい経済効率の悪いことは無いから結婚もしないし、しても子どもはいらないという若者が多い…以前、芸術と経済の関係についてお話しくださいましたが、やはり国自体がお金のかけどころをがらっと変えなければいけないですね。
@inoueseijimovie
@inoueseijimovie Жыл бұрын
素晴らしい内容でした。ありがとうございました。 わたしの業界でもまったく同じだと感じました。 今後とも発信を楽しみにしています。
@ムナカタシンジロウ
@ムナカタシンジロウ Жыл бұрын
どの世界も、余白がなくなっている、というのか、正しいもの・すぐに役に立つものしか許容しなくなりつつありますよね。その結果、あいまいなもの、すぐに何かの役に立つかどうかわからないものは隅に追いやられる。仕方がない面もありますが、おっしゃるように本当に価値のあるものはインスタントではできない。 芸術というのは、余裕のあるひとが損得抜きに支える面がないと基本的に成り立たないと思います。それでも、芸術は特定の誰か?でなく、それを愛するひとすべてに喜びをもたらすもの、という認識が広がれば流れも変わるかも知れません。 アマチュア向けの音楽教室も、生徒に気分よく音楽を学ばせることに傾きすぎる面もあると思います。だからといって一昔前のように教師が鬼のようにふるまって「愛の鞭です」といっても今の時代通用しない。退屈な基礎練習も、ただ有無を言わさず強制するのでなく「これはどうして、なんのためにやらなくてはいけないのか」ということを合わせて説明したら、たとえ完全には理解できなくてもそれなりに納得して取り組む人も多いのではないでしょうか。
@gooseberrygreen7238
@gooseberrygreen7238 Жыл бұрын
優秀な演奏家が育ちにくい要因には義務教育の弊害もあるのではないでしょうか。子供の頃、学校にいる時間がもったいない、早く家に帰ってピアノが弾きたいと思っていました。毎日6時間以上学校にいて(週末は別ですが)、今のようにたくさんの教科を学習する必要が本当にあるでしょうか。その上に宿題、塾、習い事など子供の生活は忙しすぎます。遊びや好きなことに熱中する時間、家事を手伝う時間、ぼうっとしている時間も子供の成長には必要です。
@qyl7e6fu0i
@qyl7e6fu0i Жыл бұрын
ドイツはマイスタージンガーの国で、教育制度も日本と違って職人を大切にしていると思っていました。ドイツでも大変なのですね。日本も本来素晴らしい手仕事の国なのに、今は伝統的な技術を受け継ぐのがとても難しい。 現代社会では工場で安く大量に商品が生産され、誰もが便利で豊かな生活が出来るようになった。生活するうえではありがたいことなのだけど、工業製品での生活が前提の収入では、手仕事の品、職人の仕事に支出をするのが難しい。という状況と考えています。 人間にとって文化はとても大切。世界中で社会の問題として考える必要があると思います。 ヴェネチアングラスも優れた工房の存続が難しいと聞いたことがあります。
@dallasuapaceotta
@dallasuapaceotta Жыл бұрын
「知ってる」と「できる」が違うものなのが一緒くたなんですよね。教える側も苦労します💦
@野上妙子-v5l
@野上妙子-v5l Жыл бұрын
ドイツには、マイスターの歴史がありますね。このマイスターがいろんな技術を高めていますね。車田さんのおっしゃるように、現代では、マイスターが、育つ社会が、崩れつつありますね。時間をかけて、技術を磨くことが、大事なのに。私は、マイスターの世界、という、テレビ番組が好きでよく観てました。楽器、陶磁器、織物、刺繍、いろんな、技術の向上に励んでいる方々の修行の様子がわかって、大変勉強になりました。楽器も、習得するのも、時間がかかりますね。要するに、基礎がしっかりしていないといけませんね。なんでもそうだと思います。声楽もそうですね。私は、音楽家になるには、体力が無ければいけないと思います。ベネチアングラス、これも、職人の世界ですね。
@kubosan4016
@kubosan4016 Жыл бұрын
音楽に限らずあらゆる分野に共通する問題かもしれません。能力習得のために人間にはある程度の時間が必要ということを社会が許容しなければなりませんね。
@maominamikumamnchannel1228
@maominamikumamnchannel1228 Жыл бұрын
芸術と仕事を一括りしてはいけないんですが、仕事もそうなんですね。 最初冊子を渡されて読んでくださいとか、ビデオで仕事のやり方覚えてくださいとかあるんですが、実践が全てで、やりながら覚えていくという感じなんですよ。それをやって、16年、やっと人並みの仕事技術がついてきましたね。 音楽🎵となると、それ以上に個々の表現力が大切になるので、地道な努力がより必要でありると思います。 私の友達が同じこと言っています。高いのはそれなりの技量があるということだと。ほんとこの通りだと思います 私なんて一曲をいったい何年やってるかです。ハノン、ツエルニーを毎日とりあえずやっています。子供の頃にソルフェージュ3年やり、ピアノ🎹個人レッスン4年、やりやめて何十年後に再開しました。ある程度の基礎はやってきたんですが、まだもう一度基礎をやっています。素晴らしい曲をしっかり仕上げるには、それだけ基礎力身につけるの大切ですよね。生きている間にカンパネラは無理だと自覚しています
@aulos811
@aulos811 Жыл бұрын
ドイツではありませんが、職人といえば存続の危機に襲われたウィーン式伝統楽器を日本のヤマハが研究開発して 見事に復元したエピソードを思い出します。ウィンナーオーボエは現在、世界でヤマハしか製造されていません。
@マユミージュ
@マユミージュ Жыл бұрын
車田先生 耳障りのいい言葉があふれる現代 私も部分的にはそちらに加担している可能性もあるかもしれない。。。 本当に 全ての人に聴いて頂きたい! 素晴らしいお話、ありがとうございますm(_ _)m 現役高校音楽教師ピアニストマユミージュことMayumi
@hcdracing2007
@hcdracing2007 Жыл бұрын
いつも楽しいお話、ありがとうございます。 音楽を表現するための演奏があり、それを実現するための楽器という道具があり。その道具を操る人間がいる。音楽に限らず、あらゆる道具が人間や社会に与える影響を研究する学問として「技術社会論」というものがあります。 そもそも道具という概念が生まれたのは12世紀と言われており、それまでは人間にとって道具という考え方は存在していなかったと言われています。もちろん、古代から楽器も金づちも包丁もありましたが、12世紀までは、道具は身体の一部であり、身体と切り離せない一体のものと考えられていました。だから技が大事だったのです。 しかし、産業革命で道具の定義や道具に対する人間の考え方が大きく変わりました。 技術社会論はそのような時代に生まれました。 なぜ技が次世代に伝達されなくなったのか? なぜ現代人は人間の技よりも道具の改良を重視するようになったのか? さらに、なぜ技が不要な道具から生まれる結果よりも、技によって生まれた結果の方がすばらしいのか? そして何よりも、道具という概念の変化によって、社会は何を得、何を失ったのか? このような疑問は産業革命直後にすでに生まれている疑問でした。 特に近年ではAIなどのコンピューターという道具と、人間の関わりを考える上で、この学問は再注目されています。 チャーリーチャップリンのモダンタイムスという映画は、当時、まさにこのテーマについて描かれた映画と言われています。 日本語訳の本であればジャックエリュールという人の本が有名です。
@田中仁史-p6i
@田中仁史-p6i Жыл бұрын
私はメーカー勤務なので、今回の技術に関する話は、とても他人ごととは思えませんでした。
@hasek.2868
@hasek.2868 Жыл бұрын
現場の親方の話その通りだと思います、そして職人の技術に対価を払う、当たり前です、が、そうならない世の中なら、私は価値の低いものは使わないし買わないし、審美眼も鍛えたい!美は力です! ヴェネチアンガラス素敵ですね❤後から買っておけばよかった、と思う気持ちも同感です…手に入るといいですね❤私は素人でピアノを練習していますが、車田先生の声楽レッスン興味あります、たとえピアノでもカンタービレと言われたら心で歌えないと…そしてその技術も簡単には習得できない…奥が深いお話です
@みかづき-n1x
@みかづき-n1x Жыл бұрын
私は楽器ですが、その通りだと思います。 時間がかかることが分かっていたし、子供の2倍3倍かかると考えて、本格的に演奏活動を始める時点から逆算して習い始めました。音出しやエチュードは毎日繰り返しやることで、いつの間にかやりたい曲に手が届くようになる経験があるし、目標があるので、そのことで地道な技術訓練の苦痛が減るように思われます。
@伊藤真由美-w3d
@伊藤真由美-w3d Жыл бұрын
家庭の事情で合唱団に入ったり古楽アンサンブルで歌ったりすることができず、とりあえず、いつかそういうアンサンブルで歌えるように、ヴォイストレーニングだけ受けています。合唱は長かったのですが、変な癖がついてしまって。ヴォイストレーニングだけでも結構充実感がありますね。続けようと思います。
@user-onmasan
@user-onmasan Жыл бұрын
技術力は怠けや諦めの自分との戦いかもしれません。完成が約束されたことを追い求めるのに慣れてしまうと歩いてる道中こそ意味があるというのが薄れてしまうのも無理ないなと思います。昔から芸術をする真の意味は変わってないと思います。
@よしこ-t3s
@よしこ-t3s Жыл бұрын
ピアノに関して言えば調律家が不足しています。1800年頃までのウィーンではベルクマイスター3法が用いられていました。それ以外ではショパンのワルツを弾くにはキルンベルガー3法に限ります。調理に喩えると12平均律は精製塩,その他の調律法は天然塩です。ヨーロッパでは使い分けています。
@kiyukiroom
@kiyukiroom Жыл бұрын
技術の習得には時間がかかる(スローガンに🇯🇵)
@4649MARIKOs
@4649MARIKOs Жыл бұрын
😅考えるきっかけになるお話でした。ありがとうございます。音大の声楽科を卒業して、普通の会社員をしながらプライベートで歌わせていただいている者ですが…。 大学の時は、音楽がぜんぜん楽しくなかったです。そもそもクラシック音楽が、リズムがすんなり聞けない、不快な作曲が多いので、好きになれませんでした。 歌詞の内容も、共感できる作品が、ありませんでした。 声の出し方だけじゃなくて、表現の仕方も、教えてもらいたかったです。 ただ、とっても皮肉なことに、卒業した後は、日本の歌謡曲や演歌が好きで、それらばかり歌っているのですが、歌謡曲を歌う時にも、声楽の発声の基礎が役立つ瞬間が、時々ある、ということです。 伝統や、技術の継承は、やりたいと思える人が、やったらいいのかな…、と思いました。 奥深い価値を伝えるって、難しいですね。
@ジムジャングル-r3p
@ジムジャングル-r3p Жыл бұрын
音楽には、時間がかかるか〜。ある楽器やって3年目かな?でも、まだ手が覚えてない!出来が悪いから、辞めようか?と思っていた。まだ毎日練習が板についてない。スケール1つ上手く弾けない。スケールが綺麗でないのよ。後1年やってスケールが無意識でやっても、上手く行かないなら、楽器やめるわ。56歳だから趣味は必要だが、覚えが悪い😭
@レキオ花-i3f
@レキオ花-i3f Жыл бұрын
技術を習得する「苦労」「時間」をかける人が少なくなったんですかね…私は52歳からピアノ道を歩き始めましたが、基礎からやったのでまさに毎日「修業」、と感じて来ました。今もこれからも、ピアノ道は修業だと 思います(夫から、「まるで修業僧のようだ」と言われました)。技術を身につける、とは簡単でも短時間でもできない、自分も粘り強さが必要、と思います。
@小百合田中-b4b
@小百合田中-b4b Жыл бұрын
技術はお金で買えない、プライドがなければできない、職人は、そうだ、と、私は思います。お金をかければ良い、というものではない、と、思います。そうは言っても、何をするにもお金は必要、というのは否定できない、というのは事実だとおもいます。
@42madan
@42madan Жыл бұрын
世の中の価値観やシステムによって「平和的かつオールマイティである事」が求められる時代。かのカラヤンが予言したように、「独裁的な巨匠の時代」では最早無いのかもしれませんね。
@mikko7003
@mikko7003 Жыл бұрын
本当にその通りだと思います。とても大切なお話をしてくださりありがとうございます。外国語の分野や一般的な職場でも同様だと思います。
@cosmos99
@cosmos99 Жыл бұрын
ああっ、それとーーーいつも、お花--いいですね、センス!、それに、と、クッキーなどスイーツとコーヒーなど、裏方さんにも賛辞を、ーーそして、付けたし?での?横の玩具?もね。カルぺディエム。
@momopero7984
@momopero7984 Жыл бұрын
最近、レッスン系動画が増えていますね。 「5分でわかる〇〇」みたいな動画は、最初面白くて見てましたが、もう観る事は無くなりました。 実際は「わかる」ではなく、ただの説明ですよね。 頭と身体で理解して、習得するには先生のおっしゃる通り何年もかかります。
@hanamama3697
@hanamama3697 10 ай бұрын
寿司職人の世界もそうなってるらしいですね…
@レキオ花-i3f
@レキオ花-i3f Жыл бұрын
集団で教育を受けて、一定の水準まで身につけられるメソッドがあるんですか?個人レッスンではなくてですか😱 4:27
@am-zo5dz
@am-zo5dz Жыл бұрын
音楽だけでなく、「あなたも〇〇がこれでできる」という宣伝が動画広告にあふれていますね。
@tak-g1v
@tak-g1v Жыл бұрын
クラシック音楽界の立ち位置が不明瞭なんですよね… あなたの好きなジャンルは? と聞かれて 人によって ポピュラーです、とか ロックです、とか クラシックです、とか返答されるけど。 ポピュラー音楽みたいにデビュー1年で音楽チャート1位になったり東京ドーム満席にするなんか、クラシック界では不可能なんです。 クラシックの伝統や技術を習得し世界的レベルに到達するまで、幼少期からの専門教育を受け、先ず両親の我が子をクラシック界へ送り出す断固たる意志、海外留学なと育成にかかる莫大な資金、時間、子供本人が自我に目覚め 更なる意欲が継続すること。これらすべてが揃ってやっとスタートですね。 しかし、ポピュラー界のように1年そこらでトップになれる音楽界と同じ土俵で語られます。 伝統芸能の歌舞伎などは伝統芸術として他の分野に分けられ手厚く保護されます。 以前のことですが 第18回宮崎国際音楽祭のメインとなる演奏会で「華麗なるオペラの世界」では、SS席でも9,000円でした。 東京で開催されたなら4万円以上はかかるなぁと思い、クラシック層の薄い地方では公的資金か企業支援の必要性を感じました。 これから先、伝統技術の必要がある伝統芸術としての立ち位置が明確に出来れば、芸術として楽しむ新たなファンや企業支援など増えるのでと思ってます。
@HG-qj1us
@HG-qj1us Жыл бұрын
仰る通りですね、職人が少なくなり、後継者も少なくなって、不安になります。本物の巨匠も少ないですね。 今の日本ではプロの指揮者なら誰でもマエストロ(巨匠)と呼ばれています。 マエストロのインフレです、あちこちに居ます。 ああ〜〜あ。。。溜息。
@MickCorgi
@MickCorgi Жыл бұрын
作曲家とか画家のように作品を作る人達は大器晩成型がある程度いますが、クラシックの演奏家のように毎日の技術の鍛錬が必要な人達は神童として、いや少なくとも20代前半で国際コンクールに名を連ねる必要がありますよね。最近とんでもなく上手いバイオリンを聴くことが多いのですが、この人達がムターや諏訪内さんとどこが、何が違ったんだろうと思うのです。本日の主旨と直接関係ない話題で済みません。クラシックの演奏家に大器晩成はいるのか?というふとした疑問から来た思いです。
@RS-vp1fr
@RS-vp1fr Жыл бұрын
長い伝統のあるマイスター制度を持つドイツでもそういう状況になっているのですか。残念です。クラシック音楽の世界だけでなく、クラシックバレエにも同じことは当てはまりますね。コロナの間、動画でたくさんのレッスン動画が提供され流ようになりましたが、動画では上手な人ばかりが出てくるので、つい自分もできそうな錯覚に陥ります。彼らは皆幼い頃から何時間もかけて訓練をしてきた人たちなので、つられてムリをするとケガをしたりすることにもなりかねません。動画ではいろいろなことを学べますが、基礎が身についていないと危険です。音楽、語学、職人技等、本日のお話はあらゆる分野に当てはまりますね。簡単に身につくものはそれまでだということですね。貴重なお話、いつもありがとうございます。
@whisperswillow3490
@whisperswillow3490 Жыл бұрын
皇室の人でさえ、ユニクロやGUを着て質実で良いなんて言われるんですからね!ああいう方々は日本の技術の粋を尽くしたものを着て海外に宣伝するべきと思いますよ。 自分の楽器練習に関しては趣味だし、プロになるわけでないから習っていません。というか、こういう風に弾きたいと思う人に習えれば習いたいですが、そういう人は趣味でやるには、随分お金がかってしまうから。だから自分が表現したいものがあれば、まず、自分で確かめます。自分が習いたいと思う人は、遥か雲の上です。以前、芸大を出た声楽の先生に技術があるわけでないのに、人を引きつけるものを持っている。努力では得られない天性のものだと言われましたが、オクターブも届かないのでは、プロになれませんし、お金をかける訳にもいきません。自分の信じたやり方で極めるのみです。
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