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私の父は、定年まで警察官をしていました。
今は、そんな事ないでしょうが
昔 父が、南のマンモス交番で勤務していた昭和30年代は、お肉やら劇場のチケットなど 警察官には、いろいろ頂き物がありました。
まだ私は、小学生だったのですが、貰った切符で、母と大劇や新歌舞伎座、角座に良く行ったものです。
その時 見たのが、松鶴師匠の「相撲場風景」。
勢いがあって、汚くて
強烈でした。
今回、KZbin配信するにあたって松喬さんの
「相撲場風景」を見ると
そこまで
あの箇所が
えげつなくないような気もしますが
如何でしょうか?
さて松喬さんが、32歳の時一番弟子の笑三さん 今の七代目松喬さんが、22歳で入門しました。
師弟の年齢差が、僅か10歳。
自然に感じられる松喬さんの舞台を見て、自分もできると思い入門したそうですが、自然に演じる事が、本当に難しく ある時 私に
「師匠のように できないんです。」と七代目が、
言った事があります。
同じ様に
「相撲場風景を松鶴師匠の様にはできない」と思う気持ちが、松喬さんにあったかもしれません。
だとしたら
一番弟子の初めての独演会にゲスト出演した時、あの当時、一番得意なネタではなく、あまりやらない「相撲場風景」を敢えて選んだのは、どうしてなのかな?
知りたいな。
六代目笑福亭 松喬
落語公式チャンネル
今回の演目は
「相撲場風景」
平成12年7月23日
ワッハ上方 演芸ホール
第一回三喬独演会
中入り後の舞台でお楽しみ下さい。