1シューターの観点: >>Mauser C96 : *撃っての感想>> a. ハイ•グリップ不可の高銃身軸作品にしては 片手で撃ってもマズル上昇は 然程大騒ぎするレヴェルではない>>銃重量が大(2.2lb)+前方重量配分が特大だからと思う>>むしろ前方重量配分激小で非強力弾使用の十四年式の方が ヤンチャに感ずるくらい b. 丸っこいグリップと前に集中した重量とで方向性のコントロールに悩む>>複数ターゲットを素早く撃とうと 豪快に横に振ったりするとくねくね感>>グリップをもう少し前後に面長に出来なかったものか... c. デカくて重いから携帯性がイマイチ d. ストックをつけてカービン仕様にすると高速弾とのコンビの事もあって 使える>>100ヤード程なら普通にイケる e. ストリッパー•クリップは まどろっこしくて個人的に馴染めなかった *銃自体 a. 外見>>「機能美」とゆー概念に喧嘩売ってると思われる如く、使い勝手が悪ーい拳銃だが 何故かカッチョ良い b. 銃身軸を上げる要因となる ボルトの下に来るスイング上昇ブロック•ロック機構が アカン>>南部自動拳銃は C96のコンパクト化派生モデルで此の機構を有して高銃身軸に仕上がっていて残念>>Mauserは この事に悟りを開いて次作のC06/08にフラッパー•ロック機構を採用 c. 最初から脱着式箱型マガジンでいって欲しかった件 d. 正規軍採用は チャイニーズ以外ほぼ総スカン(戦時契約等あったりする)>>理由->コスト、製作面の難点、拳銃としての評価 e. 中国でガチに鹵獲して帝國陸軍も準制式拳銃扱い>>臭ってきそうな「モ式大型拳銃」の名を与える>>アリゾナでゲットした自分の激ボロC96は Mauser 製の中国契約モノだったので、日本軍鹵獲品の可能性が高いと考え、使えるかも疑問視したが、親近感湧いて、競り市で手を上げてしまった f. 7.63x25mm Mauser 弾は 海軍陸戦隊が買った SMG の事もあって国産化>>準制式弾 「モ式大型拳銃実包」 纏め: 拳銃としては 冴えないが、カービンとしては OK>>ルックスは プラス(だと思う)>>中国戦線では多くの日本兵に愛用された