来ました、待ってました!無人島にホンなるものを(聖書のほかに)1冊だけ許されるなら、迷わずロ短調のポケットスコア。第九とともに世界記憶遺産、知りませんでした。いま知って拍手しました。数字の構造、なんとなく知っていましたが、ついついquoniam tu solus sanctusのホルンソロをトロンボーンで練習してみたり…こんなことで本質を見落としていた私…画面のリストを見てホンマやと納得しました。これのためにラテン語をかじって停滞した私ですが典礼文なら限られているのでラテン語で直接理解できてしまうのも、とりつきやすい要因のひとつかなと。私は聖公会で、典礼文が現代日本語になった「式文」による「チャント」の形により日曜礼拝で月1オルガン弾きながら歌う、オルガンに当たっていない他の週には司祭の補助しながら歌っています。典礼文、物語性こそはなくて当然ながら、だからこそ一度分かればハマる、ああ、真実を歌う曲でこの遺産レベル!背後で聴こえる、強烈なキリエに始まるリヒター(ですよね)のサウンドにも陶酔。この動画は好きな映画のように何度も繰り返し拝見します。