【生物】原核生物の遺伝子発現調節！ラクトースオペロンを徹底解説！！第７回

【台本一部】
今回は原核細胞の遺伝子発現調節について勉強していきましょう。今回の動画の内容は「遺伝子の発現調節とは」「ラクトース分解酵素の発現調節」「オペロンとは」の３つです。初めてにお伝えしますが、ラクトース分解酵素の仕組みは暗記する必要はありません。動画を見てその都度話の内容を理解してくれれはOKなので、安心して観てください。それではいきましょう。
まず初めに、遺伝子発現の調節とは何なのか説明します。多くの生物は呼吸によってグルコースが蓄えているエネルギーを取り出して生活しています。したがって、大腸菌をグルコースを含む培地で培養すると、生育できます。これはなんとなくわかりやすいですね。しかし、大腸菌の場合ラクトースという糖を含む培地で培養しても生育することができます。ラクトースはグルコースとガラクトースという糖が結合した二糖です。大腸菌はラクトースをグルコースに分解し、呼吸をすることができるので、グルコースを含まなくても、ラクトースがあれば生きていけるのです。
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