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小田急電鉄20000形電車(RSE)とJR東海371系電車は、ともに1991(平成3)年3月に営業運転を開始、いずれも新宿〜沼津間の特急『あさぎり』に充当されています。両車の登場前、小田急の初代3000形電車による連絡急行『あさぎり』が新宿〜御殿場間で運行されていましたが、それに代わるものであり、まもなくデビュー20周年を迎えます。
両車の特徴を比較すると、20000形はハイデッカータイプの客室となっており、やや高い視点で車窓風景を楽しむことが出来るのに対し、371系はハイデッカーでないものの側窓が広く採られ、他のJR東海在来線特急車のように「ワイドビュー車両」の愛称が付けられています。制御方式は20000形が抵抗制御(10000形等と同じ)、371系が界磁添加励磁制御(211系等と同じ)で、床下から聞こえる補助電源機器の音が大きく異なります。またいずれも2階建て車両が連結されており、2階部分はグリーン車(スーパーシート)となっています。
371系は7両編成1本のみの在籍ですが、20000形は2本あり、371系の検査時は全ての『あさぎり』が20000形で運行されますが、そうでないときは本動画のように20000形が『はこね』等、小田急内で完結する運用に入ります。ちなみに371系が小田急内で完結する列車の運用に入ることはありません。
2010.11.7