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※本映像には字幕が入ってございます、字幕アイコンを点けてご視聴頂ければ幸です。
影法師
作詞:橘真丸
作曲:幾山検校、北村文
演奏
唄と三絃 小野真由美
幕末頃に作られた「端歌もの」とよばれる地唄で、「萩の露」の作曲で知られる幾山検校(イクヤマケンギョウ)と京都祇園の北村文という人の合作といわれています。
時雨がさっと降って来る冬の夜に、さらにさびしい鐘の音が、あれ聞けとばかりに響いてきたという内容の『あれ聞けと 時雨来る夜の 鐘の声』という宝井其角の句から唄い始められます。
時雨の降る寒い夜、独りぼっちで置炬燵に寄りかかっていると、ついウトウトとうたた寝をしてしまいます。ふぃと目をさますと、そこに人影が、、、。あなたはなんてやつれて痩せてしまったの。晴れない心のまま、忘れられない人のことを想い、終わった恋のつらさを、自分の影法師を相手にさめざめとお話しする切ない心情をしんみりと唄います。唄はいつも聴く人の心に寄り添ってくれるもの。詩情に満ちたひとときをお楽しみ下さい。
【歌詞】
あれ聞けと 時雨来る夜の 鐘の声
寒さに寄する 置炬燵
ついとろとろと うたた寝の
夢驚きて 甲斐なくも
しょんぼり 二人が差し向かひ
かきたて見れば ともし火の
曇りがちなる 心のうち
鬢(びん)のほつれや 寝乱れ髪に
やつれしゃんした お前の姿
私がやせたも 道理じゃと
私が泣けば お前も涙
ほんにこの身は あるやらないやら
夢幻の 浮世じゃな
なんとお前は 思はんす
返答しゃんせ 影法師
小野真由美三絃リサイタル~泪彩々~
日付:2023/10/14
会場:紀尾井小ホール
主 催:一般社団法人日本伝統文化の会
地唄箏曲美緒野会
shamisen.info/
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