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・若い時にはその魅力が分からず、歳を重ねて発見できたもの一つが相撲甚句の素晴らしさ…。
・節回しというか歌そのものが音楽的に見ても素晴らしいですが、もう一つ、素朴な歌詞の味わいの深さも魅力です。
・相撲甚句ではこの『当地興行』が一番有名なのかも?地方巡業(=興行)を終えて次の巡業地に向かうお別れの歌。そして次の再会まで、感謝を込めつつ観客や地域の安全を願う力士の素朴な想いが伝わってきます。
・相撲がまだまだ「スポーツ」でも「エンタメ」でもなく、素朴な庶民の楽しみな「興行」だった頃がしのばれ、且つ日本人ならではの人情や情緒が感じれるので大好きです。歌詞を味わうと切ない気持ちが湧いてきます
・歴代数々の名歌唱がありますが、ここでは『当地興行』のみのコンピレーションアルバムから春日錦の名唱を。
※補足:歌詞の語尾が少し違う箇所がありますが、この唄は歌う方により各々細かいところが異なります…
■アルバム『相撲甚句レジェンド』レーベル:WING EXPERTより
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