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作曲家のトイドラが、学園アイドルマスターから條澤広のソロ曲『コントラスト』を分析します。
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☆楽譜の動画 → • 【耳コピ楽譜】初星学園『コントラスト』
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3:40 分析開始
〈佐々木恵梨〉
メロウな曲風を得意とする、女性のシンガーソングライター。
アニソンを多く手掛けている。
〈鵜飼大幹〉
詳細不明だが、キーボーディストらしい音楽家。
佐々木恵梨との共作を多く手掛けている。
〈中村ヒロ〉
作編曲家・サウンドデザイナー。
佐々木恵梨との共作を多く手掛けている。
〈総評〉
【楽式】
・「Aメロ-Bメロ-サビ」。
・2番の構造が変わっている。
→「Aメロ-間奏-サビ2-Bメロ-ラスサビ」の構造。
→サビが2種類ある。
【リズム】
・複雑な変拍子。
→イントロ:5/8拍子
Aメロ:6/8拍子
Bメロ:5/8拍子
サビ:4/4拍子
間奏:7/8拍子
サビ2:6/8拍子
→8分音符単位で考えると、隣り合った展開で音符1個分の増減しかしていない。
例)イントロ(5/8)→Aメロ(6/8)→Bメロ(5/8)→サビ(4/4≒4/8)
・変拍子に伴い、メトリック・モジュレーションの効果で曲のテンポ感が変化したように感じる。
→Aメロよりサビの方が1拍が速く、進行感があるように感じる。
・リズムセクションが非常に充実しており、複雑。
→粒立った音が多い。
例)短いクリック音のような音ネタ、ドラムやベースのゴーストノート、ピアノのスタッカート、etc
→Aメロ・Bメロのドラムパターンが複雑怪奇。スネアやハイハットの位置が不規則で独特のグルーヴを生む。
→細かいポリリズムが多い。
→単純に音色の種類が多い。キックやスネアを何種類も使っている。
・A&Bメロに対し、サビのメリハリがすごい。
→サビのリズムは非常に単純。圧倒的な解放感。
・細かく複雑なリズムを刻む伴奏に対し、メロディはずっと大らかでメリハリがある。
→アイドルソングとして歌唱難度を下げる意味も。
【メロディ・和声】
・メロディは一貫してトニカル・メロディ。
・全体的にオカズが控えめ。
→ストリングスが全体を通してほぼ活躍しない。
→ベースの激しい動きやドラムの細かいビートなど、リズムが目立つ曲。メロディ的なオカズは目立たせずふんわり香らせる。
→Bメロではオカズの代わりにラップを被せる。
・コード進行はとにかくクールで理知的な印象。
→平行和音を多用し、無感情な雰囲気に。
→4度堆積和音やテンション、S進行を多用し、浮いた響きを演出。
→V7ではなくVm7(ドミナント・マイナー)を多用し、ドラマチックさを抑える。
・コードは意外とシンプル。
→狙い済ましたモーダル・インターチェンジが少しあるだけ。
【表現】
・複雑な変拍子で、篠澤広というキャラクターの理知的なミステリアスさを表現。
・メロディに息継ぎできる箇所が多いのは、篠澤広に体力が無いから?
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作曲家のトイドラ → tomita-haruki....
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