2:23 大学で言語学の授業をとっているのですが、そこで教授が言語はコミュニケーションのためのものではないのではないかとおっしゃっていました。その理由としては ①人間の言語は無限(eg. I think that Mary thinks that John thinks that Harry thinks that…Sophia is smart./彼は優しくなくなくなくなくなく…ない。)を作り出すことができる。実際に無限に文章を言い続けたり書き続けたりすることは不可能であるから、言語がコミュニケーションのためにあるとは言い切れない。 ②文法的に正しくても、複数の意味にとれることがある(eg. 私は妹と母に花をあげた→花をあげたのは「私」か「私と妹」か)。コミュニケーションのために設計されているならば、文法的に正しければ意味の取り違えが起こらないようになっているはずである。 というようなものでした。 (「コミュニケーションのために設計されたものではない」という主張であって、「コミュニケーションに使われていない」と主張しているわけではありません)