チェリビダッケ・先入観と予備知識まみれの名指揮者① Celibidache【ヒストリカル解説 Vol.58】お話:徳岡直樹 Naoki Tokuoka

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徳岡直樹 Naoki Tokuoka Music Life

徳岡直樹 Naoki Tokuoka Music Life

Күн бұрын

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@ohihi8707
@ohihi8707 Жыл бұрын
1986年、私も、その晩、北海道厚生記念会館で、チェリビダッケ指揮ミュンヘンフィルを実際に聴きました。 演奏前のチューニングからして、コントラバスからパートごとに、完璧に合わせて いきます。このように全員の音程を完璧に合わせたオケを、以前にもそれ以降にも 聴いたことがありません。 最初の(エグモント序曲)、はじめのの一音が出ただけで、度肝を抜かれました。 精緻で、圧倒的な支配力。重厚で、一つ一つの音に意味があり、ドイツ音楽とはこういうものなのかと、初めて理解出来ました。 (展覧会の絵)、足が震えました。 レコードやCDを許可しなかった理由もよくわかりました。私も同じ指揮者、楽曲のCDを 持っておりますが、生と録音されたものとでは、まったくの別物です。色々な高級な オーディオ装置に変えても再現できませんでした。録音されたものでは、正当な評価は 出来ません。 私は、今年73歳になります。若い時分から、生で沢山のオーケストラを聴いて参りましたが、他に比肩できるような指揮者はおりませんでした。 唯一無二の指揮者です。 フルトヴェングラーやトスカニーニは日本に来ませんでしたし、私が自慢できる唯一の 最高の音楽体験です。 歴史に残る、桁違いの、最高の指揮者、音楽家で哲学者です。
@mikkenty7394
@mikkenty7394 2 жыл бұрын
チェリとミュンヘンフィルの、リスボンで行われたブルックナー8番は、最近リマスタリングされたようですが、伝説の中の伝説といわれ自分も感動しました!
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
はい、正規の音源が発掘されて、別レーベルからリリースされましたね。もっとも初出の海賊盤も良い音でしたが… あれほど徹底した凄みのある演奏もなかなか聴けるものではなく、晩年のチェリビダッケのいくつかのこの曲の録音の中でも、やはりトップクラスの名演だと思いました。
@kentitamaruka
@kentitamaruka Жыл бұрын
紫盤の演奏時間の遅さだけでも、ドキドキでした。 音質が良い海賊盤でしたね。 シェエラザードと新世界を最初購入してはまりました。 当時、順次すべて購入していきました。
@josedamaterra
@josedamaterra 2 жыл бұрын
14:33 このCD集のうち、1980年4月収録の3曲を直後の東京公演日昼のゲネプロで(縁故で!)聴きました。 コダーイ/ガランタ舞曲、ラヴェル/マ・メール・ロア、ブラームス/交響曲第1番。ロンドンで仕上げているためか、 わずかに口頭で指示を出すくらいで通しで演奏。コダーイでのリズムのキレ、ラヴェルでの甘美な色彩感、ブラームスでは 一転して音の大伽藍が眼前に屹立する、奇跡的な体験!でした。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
それは羨ましい!チェリビダッケは学生など結構リハーサルへの立ち入りを許していたそうですが、LSO公演のリハーサルをお聞きになられたとは… 日本公演に向けて本拠地で繰り返し演奏・練習を続けたレパートリーだったのかもしれませんね。そのプログラム、NHK-FMで放送されたと思います。
@けん大下
@けん大下 Жыл бұрын
ロンドン交響楽団との演奏会、神奈川だったが、最初の音楽、ティペットの典礼舞曲だつたか? 彼が両手を構えて、指揮棒のある手を斜め下に少しおろしたとき、体全体が微妙に緩んだ、なんとも精妙な動きだった。 すると、音が遠方から近くまで、定規をひいたように正確に飛んできて響きをかたちづくったのには、今でも強烈な衝撃を与えたものとして、深く心と身体に刻まれている。 透明な素材で造られた、壮麗で奥を見通せるほど明晰でいながら、深淵で微妙な奥行きをやどす音の建築物。 木管の一皮むけたような、清澄な音は耳が洗われるようだった。 他の指揮者と、次元が違う音楽だと感じた。 古今の指揮者で、こんな音楽を聴かせた人物は、恐らくいないと思った。 録音では、彼の音楽の片鱗さえ伝わっていないと感じる。 とくに、音響の奥行きや木管の純度の高い響きは、片鱗を微かにとどめる程度だ。 彼が録音を拒否したのは、当然かなと思う。 不完全な録音で、自分の音楽を誤解される方が、彼にとって、恥辱だったと思う。 最後のアンコール、ブラームスのハンガリー舞曲の鮮やかな名演も忘れることができない。 その時、途中で指揮を止めて、腰を振りながら、リズムを取った時は、会場から笑いがでた。 小生も笑ったが、彼が、指揮者の新人類であることが、よく現れているものだと、後で気づいた。 通常、音楽家は、上半身にリズムを持っていて、下半身にはもたない人が多い。 フルトベングラーやカラヤンも、ダンスは苦手だった。 その中で、チェリビダッケはダンスが凄くできた人だ。 それが、彼の音楽をかたちづくる一つの要因になっていたのではないか? 日本でも、井上道義氏のようなバレエから指揮者になった人がいるが、チェリビダッケは、先駆的な人なんだなと、今にして思う。 彼の音楽は二度と現れないが、未来の指揮者のあり方を示したという意味で、指揮の歴史に永遠に刻まれるのではないかと、考える。
@ak.y1059
@ak.y1059 Жыл бұрын
仰る通りで、キタラ以前の鳴らないホールが「牛歩展覧会」で揺れました。ただ大きい音ということでなく、濃密な響きがホールの隅々まで行き渡っていました。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic Жыл бұрын
ああ、実際にお聞きになられたのですね。羨ましい… また色々感想・印象などをお知らせください。
@ざわざわくん-e9e
@ざわざわくん-e9e Жыл бұрын
自分は高校生のときにチェリビダッケにハマりました。フランス国立放送響のローマの松はほんとにすごいです!彼の生きている時代に生まれたかった…
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic Жыл бұрын
あ、やはりそう思われますか! 自分は海賊盤CDで初めて聴き「これはすごい」と思ったのですが、フィナーレが一貫した壮大なクレシェンドであること、全体に見事なコントロールがあり、あれだけの熱狂を生み出せることに驚嘆しました。今ではAltusのクオリティの高いCDで楽しんでいます。
@gekogeko18
@gekogeko18 8 ай бұрын
素晴らしい解説をありがとうございます。
@shibusazappa
@shibusazappa Жыл бұрын
来日公演でミュンヘンフィルのメンバーが「これでやっと自分たちの演奏が聴ける!」と 六本木WAVEなどで海賊盤を買い漁ったらしいですね。
@HiromiMaruyama
@HiromiMaruyama 9 ай бұрын
面白い話ですね。ありがとうございます。
@AT-jh7wv
@AT-jh7wv Жыл бұрын
テンポが響きを決めるのではない、響きがテンポを決めるのだ の言葉には痺れましたねぇ
@HiromiMaruyama
@HiromiMaruyama 9 ай бұрын
どんな響きの場所に行っても彼のテンポはクソ遅いんじゃない?
@三枝僚
@三枝僚 Жыл бұрын
チャイコフスキー6番の聞き比べをして、チェリビダッケの異様さに胸打たれました。マエストロの解説でまた勉強します。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic Жыл бұрын
いえいえ、勉強なんて。楽しみの一助として役立てていただければ幸いです。チェリビダッケはまた動画を作ります。Altusで出ているフランス国立放送のシリーズを紹介したいと思っています。
@正垣利明
@正垣利明 11 ай бұрын
クルト・ヴェス、一時期カラヤンをアシスタントしていた指揮者ですがオーケストラの練習に18か国語話せたらしいです。チェリは16か国語完璧に話せたらしいです。音楽以外でも天才でした。
@しのはらかずたか
@しのはらかずたか 2 жыл бұрын
動画復活されたのですね! 楽しく拝見しました。 不在の間にクナッパーツブッシュの沼にはまり切っていました。 アウディーテの録音があんなに良かったとはもっと早くに聞くべきでした。 チェリはくるみ割り人形とブラ4東京ライブをよく聞きます。2楽章は仏教ですね。祇園精舎の鐘の音、のような。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
コメントをありがとうございます。Auditeセットは素晴らしいと思います。大戦中のウィーン・ベルリンの演奏もなんだか妖しい魅力があってよく聞きます。ブラームス4番第二楽章には確かに宗教的な敬虔さがありますから、チェリビダッケでそうしたムードが現れてくるというのは興味深いと思います。
@しのはらかずたか
@しのはらかずたか 2 жыл бұрын
@@atm-naokimusic 生放送楽しみにしております!是非お願いいたします。ルイサダのリポなどもききたいです。ショパンあたりのプログラムでしょうか?それとももっと以外なもの?ショパンコンクールの負け組(グランプリ以外の意味)ではその後の活躍はポゴレリチと双璧ですよね。スタイルは違いますが。
@しのはらかずたか
@しのはらかずたか 2 жыл бұрын
@@atm-naokimusic 生放送楽しみにしております!是非お願いいたします。ルイサダのリポなどもききたいです。ショパンあたりのプログラムでしょうか?それとももっと以外なもの?ショパンコンクールの負け組(グランプリ以外の意味)ではその後の活躍はポゴレリチと双璧ですよね。スタイルは違いますが。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
ありがとうございます。土曜日21:00の生放送はニコニコで放映しております。ルイザダのコンサートリポートはこちらで! www.nicovideo.jp/watch/sm41173800
@アルマ-r8x
@アルマ-r8x Жыл бұрын
チェリの初来日の読売日本交響楽団の指揮した演奏会🎶を聴きました。 テンポと響きだけは印象的でしたが話題が先行して、当時のラジオでの音楽時評で大御所の音楽評論家が、「ムード音楽みたい」と言っていたのを覚えております。 40年前に友人がチェリの演奏に惚れ込んでミュ-ヘンまでお駆けて行きましたけど😮 私が彼の演奏を熱心に聴き始めたのは、EMIから録音が大量に出てからです。 特にブルックナーの4番の最後の長いクレッシェンドの弦楽器の克明な音にハッとさせられ、よく聴くようになりました♪
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic Жыл бұрын
コメントありがとうございます。夏のオフ会の時に当時読響のメンバーだったバイオリニストの方が来てくださって、リハーサルの様子、演奏の様子の思い出話を聞かせてくださったんです。確かに弱音から強音までコントロールされ尽くしてはいたが、物理的に弱い音ばかりということは決してなかった、ということでした。またいろいろな投稿をお願いいたします。
@kentitamaruka
@kentitamaruka 2 жыл бұрын
時代ごとに演奏スタイルが違うチェリビダッケ。だからこそ色々聴いてみたいですね。 ブルックナー7番は日本公演のライブ、ベルリンフィル再会ライブがブルーレイとCDで観られるようになりました。 EMI盤のシリーズはバイエルン放送の録音のものが個人的に録音が好きです。 紫のCDシリーズは、全CDの録音データをマニアックな店員さんが印刷して配ってました。当時はそこまでデータにこだわってなかったので取っておけばよかったです。 緑のCD時代になり、某掲示板でブルックナー5番のどちらが日本公演かベルリン公演かを知ることもできました。 紫は高音にFMノイズっぽいのがあるのに、緑はなかったので買いましたね。 チェリビダッケが遅い指揮者の印象は、紫が発売されたときにこんなに時間かけてる!みたいな店頭の解説が刷り込まれてます。 シェエラザードの4楽章が15分?どんなのかと思ったら拍手の部分付きだったりしましたけど。 あとはブラームス4番のラストのように大きなお音が来ると思ったら、ふわっとソフトな弱音だったりと、面白かったです。 紫CDではまり、あの展覧会の絵(ベルリン芸術週間)をFMで聴いて、CD買って今でもこれは最強です。 緑のチャイコフスキー5番もそれと同じくらい大好きです。 SDRで、ブルックナー4番をDGは出してくれなかったのが、今でも残念に思っています。 あと、EMIと紫、緑が同じ演奏家と思ったら、EMIは3日間の編集盤もあるのでこの辺を動画でお願いしたいです。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
ベルリンフィルへの復帰のブルックナー7番は、当時学生でしたのでとりわけ印象に残っています。Meteor盤は、その後いくつかの例外を除けばほぼ全て正規の製品が出ましたし、音源はやはりエアチェックで、日本で制作されたものですから、逆に見てますと、あまり独自の音源はなかったというのが分かります。緑もまた日本製です。やはりあの「展覧会」のインパクトはすごいですね。EMIの編集は微妙なもので、具体的に聞き取るのは難しいのではないか… とも思っています。 kzbin.info/aero/PLroSoWVs050CD5zwh6IGifpW7_127VgSQ
@afaftaka4853
@afaftaka4853 2 жыл бұрын
チェリ&ミュンヘンのドヴォ9を聞いて、クラシックにどっぷりハマりました。 チェリ大好きです。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
あ、たしか映像作品がありましたね。シュトゥットガルト時代にも「新世界」があって、それは紫ジャケットの海賊盤でしか出ていなかった… と思うのですが、これも素晴らしい演奏でしたよ。あとシュトゥットガルト時代のシューベルト:グレイトも正規のCDは出ていなかったと思いますが、これも名演でしたね。
@ファーレンフリード
@ファーレンフリード 2 жыл бұрын
チェリビダッケのチャイ5はマジでいい。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
映像ご覧になりましたか? EMIの1990年代のライブも雄弁でしたね。
@oyajitake6264
@oyajitake6264 2 жыл бұрын
以前Youtubをを拝見していました。しばらくKZbin自体をみておらずしばらくブランクがあって検索したところチャンネルがなくなってしまい(私の検索間違いかもしれませんが。。)寂しかったです。また見ることができ非常にうれしいです。マニアの快感を存分に味わっております。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
ありがとうございます。作り始めたばかりの解説動画、今見返してみますと「作り直したい…」と感ずるものが多く、また配列をわかりやすくして、音楽も画像も工夫したものをUpしていきます!
@オトベラ
@オトベラ 2 жыл бұрын
チャンネルを復活してくれて、心より感謝します。 早速質問なんですが、かつて1990年代後半に秋葉原の石丸電気で海賊盤を漁ってたら、確かチェリビダッケ指揮ミュンヘンPOのマーラーの「大地の歌」と書かれたCDを見つけて驚愕したんですが、あのマーラーをめったに振らないチェリに、本当に「大地の歌」を演奏した記録は残ってるんでしょうか?私もあの時に即購入しなくて、以降一度も出会ってないので、あれは幻だったのだろうかと、今では自分の記憶を疑ってます。
@大島正孝
@大島正孝 Жыл бұрын
「大地の歌」の演奏記録は見た事がありません。「亡き子をしのぶ歌」の演奏記録(1983年6月30日 ヘラクレスザール Msはファスベンダー)はあります。 海賊版では出ています。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
今夜は高雄でジャン・マルク・ルイザダのリサイタルを聴きに行っていてコメント参加できませんでした。明日の生放送でまた色々お話し致しましょう。失礼いたしました。
@柳瀬春彦
@柳瀬春彦 2 жыл бұрын
ユーチューブでの生放送再開を心待ちにしています。ニコ動はアーカイブで観てますが・・1000人登録まであと少しですね!
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
@@柳瀬春彦 さん、いつもありがとうございます。今の人数でも可能なのですが、機器の認証・承認やらがいるそうなんです。
@ディヤングルタ
@ディヤングルタ 11 ай бұрын
1986でしたか、ミュンヘン・フィルとの初来日を東京文化会館五階前列中央席で聴いた、手で触れそうな音像が忘れられません。
@tanakahideo3078
@tanakahideo3078 2 жыл бұрын
1978年10月17日シュトゥットガルト放送響との「新世界」は、ミュンヘン・フィルとの演奏とはかけ離れた、第一楽章の初めの出だしから、チェリがオーケストラを煽り立てている、フランス国立放送管との「ローマの松」と双璧をなす、凄まじい演奏と思います。この演奏はNHK-FMでも放送されましたが、正規版での発売はいまだなされていないようですね。話はそれますが、たしか1977年10月の読売日本響との演奏会(ベルクのバイオリン協奏曲、ブラームスの4番)は、FM東京のTDKオリジナルコンサートで放送されたと記憶しています。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
はい、一連の不法なMeteor盤の中で、あの新世界だけが正規にCDになっていなかったと思います。読響の放送はFM東京でしたか。ニッポン放送だと思っていました。Altusの斉藤さんが「局もオーケストラ事務局にも、どこを探しても見つからない」と言っておられました。エアチェックが残っていそうなものなのに… と思うのですが。kzbin.info/aero/PLroSoWVs050CD5zwh6IGifpW7_127VgSQ
@Nagata-nearly-equal
@Nagata-nearly-equal 2 жыл бұрын
チェリビダッケは、棚に 30 種ほど有りますが METEOR 盤の、チャイコの5番を1番愛聴しております。 あと、シューマンの4番はEMI 盤と来日盤双方お気に入りです。 ただ、個人的に頻繁に取り出すディスクが片寄っている指揮者でもあります。これは、私に限った事かもしれません。 何年間も、未開封だった EMI のロシア BOX を3連休中に聴いてみようと思います。 毎回、様々な興味深いフォーカスをありがとうございます。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
ありがとうございます。続編で聞きどころのあるCDをまとめて紹介したいと考えています。DGのセットも全部お聞きになりましたか? あまり極端な巨大化のない時代で、個人的にはこちらの方を聞くことが多いです。すでにこれらtの動画を公開しておりますので、どうぞ波長の合うもの、みていただければ幸いです。 kzbin.info/aero/PLroSoWVs050CD5zwh6IGifpW7_127VgSQ
@ひろし林洋
@ひろし林洋 2 жыл бұрын
チェリの演奏スタイルはベルリン以降多様に変容していましたが、私はミュンヘンの前期(79~87年頃)が絶頂期だと思っています。実体験として、83年のルカ協会でのブル4、85年のブル8(ミーティアCDにあり)あたりがその典型かと思います。ブル8は、評価の高いリスボンのオーディオールよりヘラクレスのミーティアのほうが好きです。 ただ、つい最近91年のケルンでのブラ4を聞いたのですが、これがとても泣ける演奏で、後年も各地の演奏旅行では結構いい演奏をしていたのかも知れませんね。それから、最近のCDリリースでは、幻想と新世界が抜群ですね。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
コメントありがとうございます。チェリビダッケは(本人の医師とは別に)とにかく同一曲の別録音が多く、中には膝上録音レベルのものも多いのですが、独特のペースで進んでゆく演奏をある程度の集中力を持って聴かなければならないので、その時聞いて「お!」と思った演奏が印象に残りやすいのだと思います。Meteor盤も少しずつ聞き直そうと思っています。これ、正規のCDではなく、時おりピッチが怪しい(多くの場合高すぎる)ものがあるので。他の動画も是非ご覧下さい。kzbin.info/door/Cft58ICtHP1r70zKjDjfUgvideos
@iwaohara48
@iwaohara48 2 жыл бұрын
ありがたいことです。ニコニコ有料に登録した気がしますが、復活ありがとうございます。もう、20年以上たつんですか。なまで聞いたことはないですが、90年代、朝比奈先生、ギュンターバント先生、チェリビダッケ先生、ティントナー先生などご存命で、大いに話題になってたような気がします。チェリビダッケr先生はブルックナー8番100分。ティントナー先生は3番第一楽章30分、うれしかったです。いろいろ教えてくださるとありがたいことです。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
いえいえ、ご覧くださりありがとうございます。マーラー・ブームの後は巨匠指揮者志向と共にブルックナーがブームになりましたね。「ブルックナーを振れなければ指揮者じゃない」といわんばかりの論評ポイントも感じられました。
@ft3211
@ft3211 7 ай бұрын
チェリビダッケとの出会いはNHKFMとNHK教育で放送された 展覧会の絵(ロンドン交響楽団)、チャイコフスキーの5(?) シェエラザード(シュツットガルト放送響)で当時のカセットテープに 録音してそれこそテープが擦り切れるぐらい何度も何度も聴いていました。 特にシェエラザードは特にお気に入りで後にたまたま寄ったホームセンターで 全く同じ演奏のCDを見つけた時は速攻で購入しました。 ちなみに他のチェリビダッケの演奏の入ったCDが10枚以上あったので 全部購入して財布が空になったことは今でも覚えています。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 7 ай бұрын
自分もまさに1984年頃にNHKで放映されたミュンヘンフィルとのチャイコフスキー5番で、チェリビダッケの指揮ぶりを初めて目にしました。まだ立って指揮していましたよね。それまでにNHK-FMでシュトゥットガルトとの演奏をいくつか聞いていましたが「フルトヴェングラーと同時期のベルリンフィル、厳しい指揮者、幻の指揮者、レコードを作らない人」という漠然としたイメージに対し、演奏そのものは真摯で「これがチェリビダッケなのか?」と、微妙な肩透かしを食った気分になったのも覚えています。
@kazuonagakura2005
@kazuonagakura2005 2 жыл бұрын
もう何十年も昔、上野の文化会館でベルリンフィルの映画を見ました。 フルトベングラーの映画なのかもしれないが、そこで第二次大戦後、若きチェリビダッケが エグモント序曲を指揮していた。もちろんオケはベルリンフィル。 エグモント序曲を聴くとこの映画のチェリビダッケが目に浮かぶ。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
野外で演奏している映画収録用の演奏ですね。髪振り乱し、情熱的な指揮をする若き日のチェリビダッケの姿が印象的でした。
@神田貴和
@神田貴和 Жыл бұрын
徳岡先生、こんにちは。 チェリビダッケの来日公演は3回聴き に行きましたよ。 展覧会の絵、シューマン4番、ブルッ クナー3番、8番だったかな。 会場のピーンと張り詰めた緊張感と、 ミュンヘンpoの生演奏の凄さは、録音 で感じ取るのはなかなか難しく、確か にしんどいですね。 録音なら、若い時のシュトュットガル ト放響との演奏の方が、聴きやすくて 好きです。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic Жыл бұрын
なんと羨ましい… もうチェリビダッケ定番のレパートリーばかりではないですか! やはりチェリビダッケの作り出した「音事象」はマイクに入りにくい物なのですね。自分も普通に聞くのはシュトゥットガルト時代のものに、より生き生きとした演奏が多く、好きです。ブルックナーの8番、ティンパニのペーター・ザードロの音色は音量はどうでしたか?
@nonchant
@nonchant Жыл бұрын
@@atm-naokimusic 発売されている8番の映像には収録されていませんが、拍手の間にチェリが演奏者を一人一人立たせ、ペーター・ザードロが立ち上がると、興奮した聴衆からひときわ(ふたきわ、みきわくらい)大きい拍手とブラボーの声が上がり、ザードロは驚いて後ろにのけ反っていました。日本の聴衆は打楽器演奏の質には敏感だなと感じました。ただ、オーチャードホールの8番ではそういう風景はなかったと思います。ティンパニがザードロかガーゲルマンか覚えていません。
@橋本久-m2g
@橋本久-m2g 2 жыл бұрын
徳岡先生の冒頭で1977年10月28日神奈川県民ホールのライブCDらしきもの(海賊版でしょうが)が見えますがそのようなものが存在するのでしょうか。私は多くの非正規版を集めた時期がありました。チェリの姿を初めて見たのは人数限定で公開された上記の前日10月27日のホールリハーサルでした。当初客席に降りてホールの響きを確認したり配置の指示していたのが印象に残っています。名盤、名演は先生のご指摘の通り、ミュンヘンフィル以前のパリ、シュトットガルト、ロンドン、大変興味深い演奏です。私にとっては「展覧会の絵」「ローマの松」ブラームス4番、ラヴェルだけはチェリ以外にない、と思えるほどのインパクトでした。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
実際にお聞きになられたのですね。羨ましい… 今はこれだけ色々な録音、正規の音源が発掘されるようになりましたから、定番レパートリーをさまざまなオーケストラで聴き比べることができるのは大変興味深いですね。冒頭のCDは「お手製」です。
@h.s.7734
@h.s.7734 2 жыл бұрын
復活なさったんですね。何があったんですか?ネットには噂すら出ていなかったし。それはともかく、  シューマン、ブルックナー、ムソルグスキーは、私も、NHK−FMで聞きました。私には、テンポが遅いことより、「巨大」さで、圧倒されました。展覧会の絵の最後の方で、チェリビダッケの唸り声が入るんですよね。CD出してくれないかな~?に同感。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
お久しぶりです。ありがとうございます。いえいえ、KZbinの問題だけではありませんで、ちょっとした訴訟をしておりました(勝訴しました)。あのベルリン芸術週間の演奏、圧倒的ですよね。本当に見事です。多少ハッタリがあるかもしれませんが、チェリビダッケの巨大さを知るためには「リスボンのブル8」ともども、欠かせない記録だと思います。
@山吹光彦
@山吹光彦 Жыл бұрын
チェリビダッケと言えば、NHK FMで散々聴いたシュトゥットガルト放送管弦楽団との演奏会からですが、確かにその時代は、数少ないレコードもDeccaの物位しか聴けず、kingレコードの廉価盤で古いSP盤の復刻盤を聴いていた程度。なので「もう少し良い音で聴けたらな?」と、FMでの演奏会の放送を待っていたようなものでした。現在でも、その時代のエアチェックしたテープは聴けますが、その演奏が没後に正規盤CDで聴くと、また違った印象。なので後年のミュンヘンフィルの壮絶的な遅さの演奏は、また味わい深かった。後はウラニア盤のショスタコーヴィッチの7番の交響曲を探し回りましたが、こちらは結局、CDで聴きました。なんだか言いたい事が書ききれませんが、とにかく凄い指揮者だった。東京でのブルックナーがソニークラシカルからレーザーディスクで発売されたのは意外でした。
@0862makoto
@0862makoto 2 жыл бұрын
以前ソウルのレコード店で10枚組のセットを3000円位で購入しました。チェリビダッケ、色彩感があって好きな指揮者です。😊
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
10枚組のセット… 興味があります。EMIの正規盤? もしかしたらイタリア系のレーベルの(少々)怪しい盤でしょうか?
@0862makoto
@0862makoto 2 жыл бұрын
EMIと箱にはプリントされてます。😅
@miyakoshim.4443
@miyakoshim.4443 Жыл бұрын
私も海賊版は多分100枚以上保有しています 紹介された中にLondon symphonyとのボックスセットがありますが、その中ではプロコフィエフのロミオとジュリエットが好きです
@kenichi30002000
@kenichi30002000 2 жыл бұрын
1986年のベルリン公演は入手困難ですね。同年の日本公演や他の録音を聴きながら、気長にユーズドを探してみます。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
コメントありがとうございます。やはりそうですか… FMで放送されましたし、一時はKZbinにもあったんですよ。緑ジャケットのシリーズではミュンヘンでの「展覧会の絵」もリリースされていますので、中古で見つけられたときは、ぜひ店頭でお確かめになってください。Artistsの黄色ジャケットもありますが、たしかにユニオン辺りでも見かけないかもしれません。ヤフオクなどもチェックなさってはいかがでしょう?
@kenichi30002000
@kenichi30002000 2 жыл бұрын
@@atm-naokimusic 有難うございます。永らくクラシックを聴いていませんでしたが、CD探しを楽しみながら、聴き直しをしようと思います。チェリビダッケさんはブルックナーの回も是非お願いします。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
ありがとうございます。ブルックナーは何かの交響曲をシュトゥットガルト時代とミュンヘン時代の演奏で比べてみたいな、とも思っています。
@kenichi30002000
@kenichi30002000 Жыл бұрын
@@atm-naokimusic 該当すると思われるAUDIORが出しているAUD7009-10が有りましたので入手しました。 これまで聴いたことのある展覧会の絵とは異なる演奏でした。テンポが最後のキエフの大門にあわせて設定されており、演奏中後期ロマン派のような響きが何度か見受けられました。演奏がアナログのライブ録音だからかダイナミックレンジは狭めで•音質も良くは有りませんでしたが、キエフの大門のfff?で大変感情を揺さぶられました。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic Жыл бұрын
@@kenichi30002000 さん、それは幸運!良かったですね。自分もあの忘れがたい高揚感と気力充実の演奏の感動を忘れずにいます。現在入手できるCDの中では、まさにそのAudiorのCDがベストのクオリティを持っています。ぜひチェリビダッケの他の「展覧会の絵」との比較も!
@chaconne.nipper
@chaconne.nipper Жыл бұрын
シュトゥットガルト放響(確か)との「火の鳥」が名演だったのを思い出しました。“カッチェイ王凶悪な踊り”がまさに凶悪すぎて面白かった!
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic Жыл бұрын
1970年代中盤からのシュトゥットガルトは素晴らしい演奏が多いと思います。晩年のミュンヘン時代よりも誇張や引き伸ばしが少なくて、生き生きした感覚のものが多く、聞きものです。いずれ続編を作ります。
@chaconne.nipper
@chaconne.nipper Жыл бұрын
まったく同感です。シュトゥットガルト時代のチェリにハズレなし、と個人的には思っています。
@jennioroom
@jennioroom 2 жыл бұрын
NHK FMでライブ録音を聴いたのが初めてだったような気がする? シエラザードだったか? 高校生の時に初来日して音楽の友等の雑誌で彼の記事を読み漁ってかなり陶酔してましたね。 FM FANの記事はゴシップ記事っぽい内容だっと記憶してます。 そうですね。 フルトヴェングラーの後継者だとは思いませんね。 目指すべき方向性が違い過ぎると感じます。 話しは変わるのですが、中2でクラシック音楽を聴き始めて、多分中3の頃? ヘルベルト・ケーゲルがベルリン放送交響楽団を指揮したベートーヴェンの第9をNHK FMで聴いたのですが、印象深くて、聴衆の拍手も4楽章の最後の音が鳴り終わって暫くしてからパラパラと、そして大きな拍手へとなっていくみたいな。 当時の日本の聴衆が余韻も無く拍手喝采してる風景と大違いだなと印象を受けました。 カセットテープに録音して、当時はボクの第9の定番となりました。 演奏が素晴らしかった。  長くなりました。 ホントに突っ込んだチェリビダッケの情報ありがとうございました。 とても参考になりました。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
Zenioさんも多分私くしと同世代+アルファでしょう。チェリビダッケへの開眼がほぼ同じです。平日の夜8時からのNHK-FM放送をワクワクしながら聴きました。ケーゲルも懐かしいですね。実際にはケーゲルを聴き始めたのは台湾に来てからなのですが、あの伝説のドレスデン・フィルとのベートーヴェンのコンサート(AltusでCD化)の時には東京にいたのに、聞いておけばよかった… と、現在はげしく後悔しています。チェリビダッケはまだまだお話ししたいことがありますので、いずれ続編を作ります。他にも色々マニアックな話題を話しておりますので、是非ご覧下さい。 kzbin.info/aero/PLroSoWVs050CD5zwh6IGifpW7_127VgSQ
@もんじろう-l3i
@もんじろう-l3i 2 жыл бұрын
1980年LSOとの来日公演、19歳だった私は展覧会の絵では無くて ブラームスの1番を選んで5月21日の東京文化会館に行った。 18日、NHKホールから展覧会の絵ほかがFMで生中継され聴いた私は 自分の選択ミスを激しく後悔しました。 10年後、サントリーホールでミュンヘンフィルとのブルックナーチクルス(4,7,8) を聴きましたが、それは10年前の比類無きチェリビダッケではありませんでした。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
1980年公演は「展覧会の絵」はTV放送されましたが、ブラームスはFMで中継されましたね。サントリーホール公演、行ってみたかったです。
@もんじろう-l3i
@もんじろう-l3i 2 жыл бұрын
クナのテンポを遅くて非音楽的とこき下ろしていたチェリが、晩年の多くは蚊も留まりそうな微速前進。 自身の中で辻褄は如何に? 90年の来日公演は壮年期と別人のようにみっともない程肥満した姿とダラダラ続く演奏がシンクロして(チェリビダッケ晩年のブルックナーは神格化されていますが)私は感動できませんでした。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
ああ、やはり実際にお聞きになった方の印象は説得力があります。そういう所もありますよね。「神格化」というのが面白く、やはり俗説として過剰に語り伝えられる、という所があるのでしょう。
@jennioroom
@jennioroom 2 жыл бұрын
@@もんじろう-l3i 確かに晩年のブル8等は聴いていて疲れます。 かなり自分のコンディションが良い時でないと全曲聴くのは難しいですね。 まだクナッパーツプッシュのブル8の方が聴ける。 中高生の頃レコード買うお金が無くて、図書館でレコード借りてクナのブルックナー聴いてた頃を思い出す。
@もんじろう-l3i
@もんじろう-l3i 2 жыл бұрын
@@jennioroom 私の場合はあくまで実演を聴いた感想です。スローテンポには参りましたが、響きの透明度と美しさはヨッフム=バンベルグ響(8番)、マタチッチ=N響(8番)、ヴァント=N響(4番)等とは比べ物になりませんでした。7番はジュリーニ=ロスフィル、シノーポリ=VPOの方が感動しました。
@hiroshiogawa8196
@hiroshiogawa8196 Жыл бұрын
いやー、秋葉原の石◯で紫のCDはずいぶん買いましたねえ。同曲異演盤が多くてこれ持ってたかなあ、あれれって思いをしました。来日したミュンヘンフィルの楽団員が面白がって買ってたとかいう出所不明の噂まで流れて。なのにご紹介くださったベルリン芸術週間の演奏は持ってない聴いてないという…。
@遠藤劣人
@遠藤劣人 2 жыл бұрын
ニッコニコのチェリビダッケ、CDは出回ってるみたいですね。kzbin.info/www/bejne/qX2ug56JZ7hqqrc
@ziggystdst
@ziggystdst 2 жыл бұрын
(スミマセン便乗…) ↓ CDになった演奏会のリハでしょうか、彼女はカラヤンには辛辣でしたが、チェリのことは、「神よ、平和を与えたまえ」、どう思ってたんでしょうかね。いいところなんですが…短かっ。 Sergiu Celibidache & Birgit Nilsson (1968) kzbin.info/www/bejne/bIOtgYiibMiDebs
@遠藤劣人
@遠藤劣人 2 жыл бұрын
@@ziggystdst さん、ニルソンですか。彼女の自伝面白いですよね。貴重な動画をありがとうございます。チェリがオペラやってくれれば…現実的にはかなり厳しいですけども。
@ziggystdst
@ziggystdst 2 жыл бұрын
@@遠藤劣人 おはようございます。ハイ、こちらの映像も「ニッコニコ」ですね。ヴォツェックやコジの話があったんだか本人が意欲を持ってたんだったかというようなことはあったようですが…上のチャンネルには、ゼーフリートとのヘンデルやヒンデミット(いずれも音声のみ)や、例の「コカコーラ」発言のインタビュー映像(1979年)などもありました。
@nonchant
@nonchant Жыл бұрын
何度も現れる読売日響の懐かしいチラシが表紙の怪しいCDは何でしょう? 昔から出回っていた4曲かな。
@深澤司
@深澤司 Жыл бұрын
シュトゥットガルトとのブラームスは特に3番の2楽章に心惹かれました。またブルックナーの7番の2楽章ティンパニーの扱いにも驚嘆しました。晩年のミュンヘンPOとの演奏ですが、生命力とは大袈裟ですが「活き」がなく刺身の盛り合わせを頼んだら刺身がもう死んでいるような感じ(弾力もなく、数日経過したような代物)で、よく言えば参考書を読むが如きで面白みや今そこで音楽が産まれるというようなものがありません。その意味でブルックナーの演奏は、特に7番は美を追求するようなもので彼の演奏志向と合っていたのではないかと(日本でのライブは素晴らしい!)。 展覧会の絵は確かに素晴らしい演奏です。お見事!としか言いようがありません。しかし、前半のシューマン4番は噴飯ものです。フルトヴェングラーの演奏を聴いていたと推測されるのに、なんでこんな演奏するのかと。 よくフルトヴェングラーの後任にカラヤンではなくチェリビダッケというような意見を聞きますが、当時の団員は圧倒的にカラヤンを支持していたというか、チェリビダッケの下で指揮したくないという意見が多数を占めていた、そんな人間がオケとうまくやっていけるかと問われれば必然NOとなるでしょう。 だからといって個人的にチェリビダッケが嫌いか?というとそんなことはありません。ミュンヘンPOとのブルックナーでは7番以外4、9番は最高峰の演奏でベートーヴェンは?ですがブラームスのドイツレクイエムは素晴らしい、チャイコフスキーも下世話な喩えですが愛媛県独特の鯛めしのような感じで一聴に値します。また、バルトークの管弦楽のための協奏曲は異様な演奏であるものの最高位に位置するものです。 昔、チェリビダッケミュンヘンPOの来日公演でミケランジェリとのシューマン、チャイコフスキーの5番を聴きましたが吉田秀和がクナのブルックナーを聴いた際の感想と同じくで己が勉強不足で若かったのかと。酔払いの戯言です。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic Жыл бұрын
シュトゥットガルトのブラームス全集、どれも素晴らしいですね。2番はちょっt、個人的に「…あれ?」と思う点もあるのですが、1、3、4番、素晴らしい演奏だと思います。チェリビダッケはもっと動画を作る予定です。日本のAltusから出ているフランス国立放送のシリーズも聞きどころのある演奏が多く、ぜひ紹介したいと思っています。実演をお聞きになられたのですね。羨ましい…
@深澤司
@深澤司 Жыл бұрын
@@atm-naokimusic 徳岡先生、夜分に返信頂きありがとうございます。酔っ払いの戯れ言なんで本当に恐縮です。 ブラームスの4番に関してはミュンヘンの方が好きです。と言うより美しいですね。 しかし、KZbinで彼の若い頃のルーマニア幻想曲で思い切り腰をブンブン振り回して興奮いるのを見て、最晩年のイスに座って極度の遅いテンポをとる人間が同一とは不思議なものです。 そう言えばデュプレとのドヴォルザークも互いの方向性が異なるものでニヤリとしました。 先日、ベームがブタベストでVPOとしたシューベルトのグレートを聴きましたが、バイエルンとのブラームス1番に比肩するぐらい燃焼度が高い演奏でした。ベームの回も作ってください。長くなり申し訳ございません。
@toshinoribeck
@toshinoribeck 2 жыл бұрын
チェリビダッケの展覧会の絵の86年の演奏ですが、改めてKZbinで聴きました。おっしゃる通り素晴らしい演奏だと思いますが、少し自分の好みではないと思いました。もともと、ラヴェルの趣向が入った曲なので、ラヴェルの趣向に合わないと。。。と思いました。ちなみに、私は、ラヴェルの曲はピアノ曲くらいしか聴きません。。。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
そうでしたか! ムソルグスキーの原典か、それに手を加えたホロヴィッツか、さらにはオーケストレーションされていますから、聴き手の方の嗜好も色々だと思います。自分はオーケストラ演奏として圧倒されました。ラヴェルは「序奏とアレグロ」とかお聴きになりますか? ハープが活躍する室内楽。素晴らしいですよ!
@toshinoribeck
@toshinoribeck 2 жыл бұрын
@@atm-naokimusic さん。色々振り返って思ったのですが、どうもラヴェルの曲は、自分の感性に合わないようです。たまに聴いているラヴェルのピアノ曲も、ロルティのピアノ演奏が気に入っているからであって。。。
@fnakajima2016
@fnakajima2016 Жыл бұрын
チェリで一番不思議なのが、 ブルックナーの他の曲は皆素晴らしいのに、 なぜ9番だけあんなへんてこな解釈になるのかわからない。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic Жыл бұрын
そうですか? 自分はチェリビダッケの第九、けっこう正攻法で好きですよ〜
@momo-sanq-tew2063
@momo-sanq-tew2063 11 ай бұрын
セルジウ・チェリビダッケは指揮ぶりを見ると、指揮者界の「Ozzy Osbourne」ですね。(あ、また、そう言う安易な決めつけは…(笑))
@dameningenextreme5283
@dameningenextreme5283 10 ай бұрын
緑か紫か忘れたけどシュツットガルトとのモーツアルト41番が最高なんだけど 正規版では発売されなかった
@toshiyaisono9582
@toshiyaisono9582 2 жыл бұрын
ある評論家の方は、チェリビダッケがカラヤンとのポスト争いに敗れ、スウェーデンに行ってから演奏スタイルが変わったと言っていました。 かなり拗ねていなのではないかと想像されていました。ベルリンフィルを振ったエグモントの映像が残ってますが、非常にエネルギッシュで ストレートな演奏という印象でした。ちなみに、リハ14回という話がありましたが、パリ管から話があった時、 20回のリハを要求したので断られたと音楽誌に掲載されていました。オケの労組と折り合いをつけることが出来るオケでないと 無理でしょうね。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
実際には放送局のオーケストラというのがいちばん安定していて、好きなように練習予定も組む事ができる、とチェリビダッケがインタビューに答えていた事がありました。チェリビダッケの演奏スタイルの変化は本当に複雑で、曲にもよりますし、テンポの変化も色々で面白いと思います。デンマーク・スウェーデン時代の演奏もユニークなものがあって、よく聞いています。
@t-enjyoin
@t-enjyoin 2 жыл бұрын
チェリビダッケの魔法が炸裂するケースと不発に終わるケースがあったようです。音楽会の初日はハズレで、二日目は大当たりなんてことも。 チェリビダッケはレコード録音を嫌った割に、放送録音を数多く残しました。BR、SWR(SDR)、ORTF、RAI 、SR 。録音されやすい環境を自ら選んだのでは、とすら思われます。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
はい、確かに放送オーケストラって資金が潤沢で、自分の好きなようにre臭ができるというのもあったようです。そして幸いな事に膨大な、欠航状態の良いライブ録音が残される事になりましたね。
@akana-moe
@akana-moe 2 жыл бұрын
そう言えば、ベームノ2回目ってありましたっけ?
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
動画ですか? 動画で個別にベームを取り上げたことはなかったと思います。バイロイト100年式典の話はしたことがあります。近いうちに取り上げますね。
@momoe8823
@momoe8823 2 жыл бұрын
1970年代のシュトゥットガルト時代のnhkのFM、チェリビダッケが掛け声を出して指揮をしていました。有名なロマンティックのコーダ、この掛け声が朗々と聞こえてくるのですが、cdではデジタル処理で消されているのが残念です。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
シュトゥットガルトの演奏は1980年代、よくFMで放送されていましたね。正規発売のDG盤では修正も仕方ないかもしれませんが、非合法のR盤は放送、エアチェックされたままのものもあるかもしれませんね。
@貝原曲軒-v4g
@貝原曲軒-v4g 2 жыл бұрын
個人的にはカラヤンとチェリビダッケって、本来は似通った音楽性の持ち主と思います。 実際、シュトゥットガルト時代の演奏なんか、カラヤンとかなり似てますね。 チェリビダッケがカラヤンを蛇蝎の様に嫌ってたのは、カラヤンにベルリンフィルを奪われた恨みだけではなくて、同族嫌悪もあった気がしますね。 チェリビダッケがやりたい事を、カラヤンがもっと易々とやり遂げて、しかも最大級の称賛を浴びている事への嫉妬。 ただ晩年のチェリビダッケとカラヤンを分けた根本的な違いは、オペラに熟達してるか否かという気がしますね。 カラヤンて帝王って言われる位絶大な権力があって、実際に普段は独裁者みたいに振る舞ったりしたけど、オペラの本番ではあくまで歌手が主役だし、演出もあるので、帝王と言えども自分勝手にはならなかった。 カラヤンの音楽が、しなやかなである意味闊達なのは、そういうオペラ経験がものを言ってるんじゃないでしょうか。 一方ェリビダッケの音楽は、立派だけどギチギチして息苦しいのは、オケ曲ならオペラみたいに歌手や演技に左右される必要が無いからで、指揮者が独善的に振る舞えるせいでしょう。 オペラじゃ何十回もしつこくリハーサルしたって、歌手が歌い損ねたり芝居でしくじる可能性が、常にありますからね。 といっても、チェリダッケの「パルジファル」とか、もしあればぜひ聞いてみたいですけどね。
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
独特の「美観」という点では似通った部分があったかもしれませんね。ご指摘の通りチェリビダッケにとってオペラはどうも鬼門で、ベルリン時代に数回指揮した事があるが、歌と音楽の共存というのはどうも共感できなかった、と妙な言い訳をしていました。チェリビダッケの棒やテンポ、フレージングでは、部分でのテンポの変化の激しいオペラは難しかったと思います。声楽曲では宗教作品の録音はありますね。
@HiromiMaruyama
@HiromiMaruyama 9 ай бұрын
彼の実演を聴きに行きましたが自分は、シュトラウスが嫌いなせいもあり全く感動しませんでした。死と変容、そしてメタモルフォーゼンにクライマックスを持っていこうというプログラムでした。当時チェリビダッケは、楽団員をアンコールで一人一人立たせて拍手がやむと観客を睨むという傲慢ぶりらしかったのですがそれはなかった。彼のCDは、何枚も持っているけれど感動するのはブルックナーのリスボン8番とDVDにもなっている4番、でもその4番でさえアバドとウィーンフィルとの4番のフィナーレの弱音の処理をビデオで見るといかにも草履でばたばたするようでイモくさいなと思ってしまう。アバドの演奏の方がいいとは言いませんが、、、
@mick-lu4rs
@mick-lu4rs Жыл бұрын
指揮者とオケの関係はムラヴィンスキ-/レニングラ-ドフィルとチェリビダッケ/ミュンヘンフィルは似ていて指揮者の音楽感にオケ団員が隷属的に支配されているような感じで魅力は感じつつも聴いていて息苦しい。ベーム/ウィ-ンフィルの相思相愛の東京公演の熱演が懐かしい。ベームの音楽に無駄と隙はなかった。
@たちなか-x5o
@たちなか-x5o 2 жыл бұрын
ベルリンフィなんちゃらは フルトヴェングラーのあとにカラヤンを選んだおかげてあとは凡庸指揮者の系譜 この口の悪い、けど異常に耳がいい音響の天才を選ぶのが正統進化だったかもしれませんねwww
@atm-naokimusic
@atm-naokimusic 2 жыл бұрын
😅
@HiromiMaruyama
@HiromiMaruyama 9 ай бұрын
チェリビダッケとカラヤンはそれほど遠いところにいるんでしょうか?彼がカラヤンの音楽に対して批判的なコメントを出してトスカニーニになりすましたクライバーから反撃を喰らっていましたね。自分は、音楽は呼吸だと思っているので彼の音楽を聴くのは苦痛だし、チェリ教に入信する気もないです。
😜 #aminkavitaminka #aminokka #аминкавитаминка
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Аминка Витаминка
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