ダダダダダダダダ！電車の超絶フラット音

区間：東北本線下り　伊達～桑折
車両：E721系0番台P-8+P-32(P-8がフラット発生)
撮影場所：車両連結部クモハE721-32からクハE721-8に向かって撮影
普段聞こえるモーター音やジョイント音を掻き消すような勢いです。また、この列車は普通の電車と異なり車輪を小さく作ってあるのでリズムは速く感じるかと思いますが、特に120km/h運転しているわけではありません。撮影時の最高速度は横にあるメーターを確認して100km/hほどでした。
～フラット音について～
鉄道車両は緊急停止などを行うと、急ブレーキで車輪がロックされ車輪の回転が止まったまま滑走し、丸い車輪の一部分のみが平らに削れてしまうことで、車輪が完全に円形ではなくなってしまうために、このような一定のリズムを刻む音と振動を発してしまいます。こうなってしまうと車輪削正などで車輪を削って再び丸く整えられるまでこの音を出し続けながら走ることになってしまいます。ある程度削った車輪は消耗品として交換されます。