英語を子供の頃に母語として習得した者です。日本語を習得している子供が「は」と「わ」や漢字を覚えなければいけないように、英語を習得している子供もスペリングは覚えなければいけません(発音のように自然に覚えられるものではなく、水野さんがおっしゃっていたように社会的な取り決めだからですね)。なので like の最後のeの存在意義を疑ったり、enoughをenufと間違えて書いたりはよくありました!
90年代前半からデジタルに触れていますが、ROMを初めて認識したのは「CD-ROM」でした。CDに保存されているデータは読み込むことは出来ても書きこんだり書き換えたりは出来ないという、Read Only でした。その後、自前で一度だけデータの書き込みができるCD-R(Recordable)などを経て、DVDの時代に何度でもデータの読み込みと書き込みができるDVD-RAM(Random Access Memory)が出来て、ROMとRAMの区別が一般に明確化された感じです。なので現代のスマホ等のストレージの部分をROMと呼ぶには抵抗があります。
昔、バーナード・ショウが始めた?とされるSimplified Spelling Society という英国の団体に所属していました。代替案が百花繚乱で決め手がなく、視認性を優先すれば整合性が欠ける、整合性を優先すれば見た目が訳わからんみたいな。 その後の進展は存じませんが、中学生のときに「I」は「イ」やん、「you」は「よう」やん、なんで?と教師に聞いて「そういうもんや」と言われて大学でドイツ語やって3日で読めて「英語何しとんねん」と突っ込んでからのライフワークであります。失礼しました。