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この曲は、壮大な夢やファンタジーの世界と、現実の間で葛藤する人の姿を描いている。
曲の主人公は、自分自身は世界へ重要な使命を果たす特別な存在であると信じており、自己を犠牲にすることで人々を苦しみから解放したいと願っている。
そして思いを人々に伝え、自分の目を通して世界を見てもらうことで、目が惑星になり、その中で自由に舞い踊るという幻想にふけっている。
しかし、「この声は私を現実に引き戻そうとしているの?」という一文では、誰かに厳しい現実を突きつけられている様子が伺える。
また、「時を感じる」という一文も、ファンタジーの世界で時間を自由に行き来している人が、止まることなく進む現実世界の時間を痛感していることを表している。
そのため、ファンタジーの世界(自分の惑星、月)から現実(地球)に引き戻され、宇宙を彷徨う。
そして、「自分は本当にそのような大きな夢を達成できるのか?」という思いに引き裂かれ、生きるか/死ぬか という分岐点に立たされている。
そのため、この曲は自殺のテーマを含んでいる可能性がある。
「そろそろ私も世界と溶け合う時が来た。きっと皆を驚かせる」という一文は、”その夜に死ぬことで皆を驚かせるかもしれない” という意味か、もしくは、”世界の人々を驚嘆させるような歌手になる”という決意表明であると思われる。
【天使と原子】という言葉は、二つの相反する要素を表している可能性がある。
・宗教と科学
・ファンタジーと現実
・救世主と単なる物質
この言葉は、自分自身が二面性を同時に抱えていることを表している。
空想上の自己像は、世界平和のために自分を犠牲にする救世主(天使)だが、一方の現実では、ただの物質として分解される死体や社会の一部に過ぎない存在(原子)でもあるということ。
【和訳】AURORA - Dance On The Moon オーロラ - ダンス・オン・ザ・ムーン
This voice is calling for a touch to be undone
I hope love will come to us again as a place we all can come
この歌声は、世界へ伝えている
人生の中で出会うことのない人々にも向けて
“いつか必ず、愛が全ての人の居場所になりますように。”
And if I'm blinded, will my eyes become the planets?Will I float or will I drown?
私の世界を皆へ見せたら、この目はいつか惑星になるの?
そしてその星は浮く?沈んでしまう?
*世界平和のために自分を犠牲にすれば、その夢が実現できるのだろうか?
This voice, is it calling for the world to pull me down?
この声は私を現実に連れ戻そうとしているの?
I feel time looking out my window, Watching me dance on the moon
時を感じる 窓を見上げると、巨大な月が眩しく輝いている
時を感じる 月を見つめると、自由に舞い踊る自分の姿が見える
I dance as I'm falling, but I never touch the ground
私は踊り続ける 宇宙を彷徨いながら
でも身体は地上に向かっている
*現実世界に縛られることなく生きたいと願望があるものの、地上に引き寄せられることを認めている.
*宇宙の自由落下の中で、生き続けるか、死ぬか決められない宙ぶらりんな状態に陥っている。
One day, I will penetrate the earth And explode in motion sounds
いつか私は地球と衝突して、巨大な爆発音を奏でる
*生き続けて、いつか世界を変えるような影響力を持つ。
死んで大地と溶け合う。
And if I listen, will my mouth be filled with fire? Will I laugh or will I cry? Ah
世界の苦しみに耳を傾けたら、私は口から炎を放つようになるの?
そして私は幸せになる?それとも苦しむ?
*世界に対して怒りの言葉を発言する活動家になるのだろうか。
*人々の心に暖かい炎を灯すような擁護者になることが出来るのだろうか。
This time, I'll become everyone and the world will wonder why
そろそろ私も世界と溶け合う時が来た
きっと皆を驚かせる
I'm an angel, I'm an atom When nobody enters my room
I feel time
私は生きてゆく
天使としても 原子としても
(空想の中でも、現実でも。救世主としても、単なる物質としても。)
「誰も部屋に入らなければ、私は天使であり、原子である。」
この一文は、自分自身で居たいという願望を表している。
自室の中では一人でいるので、空想上の世界を保つことができる。歌詞にあるように、目が惑星になったり口から炎が出たり、頭の中では何にでもなることができる。
ただし、他人が同じ空間にいるとその空想が破られ、現実に引き戻される。
また、現実から切り離された一人の人間は、いかに天使であるかということも言っている。人間は本来良い性質を持っているが、他人とのつながりを求める中で、環境によって悪い影響を受けてしまうことがある。
追記
アルバム“Infections Of A Different Kind”では、自分自身を特別な存在だと考えている人がテーマになっているらしい。
The River…この人物が壊れてゆく様子。
Dance On The Moon / Daydreamer…厳しい現実に対処するための空想、自分が本当に世界を変えることができるかどうか疑問を持つ。
Hunger…「死を意識している」と歌っていたり、人間の本質の観察を始める。
Soulless Creatures…死んだ後、地球を回り、まるで自分の死体を見下ろす霊のようになる。そして、宇宙を書き換え始める。ここでもDance On The Moonと同じく「私の両面を与える」ことで我々の種(人間)を救うために生きる/死ぬ。
In Bottles…この人物が自分の中に引きこもる。
ADKOH…慈悲深い強力な存在、宇宙人からのコンタクトを受け始め、自分の居場所がないためにこの世界から連れ去られる。彼らに説得され、自己犠牲によって本当に地球を救うことができる場所へと旅立つ。
Apple Tree…人類を再スタートさせ、聖書的な意味での神となり、アダムとイブ(リンゴの木)で人々はお互いを救い、純粋な感情を自由に表現する(その子供の世話をし、その母になる)。
The Seed…世界に対する考えやアイデアを持ち、何かしたいという怒り。
Mothership…自分自身が特別な存在であり、世界に重要な使命を果たせることの確認が出来たため、矛盾した思考の終わりを示す(人間が作り上げた世界には欠陥があるが、あなたは純粋だ)。この人が実際に非人間的で、何らかの神の力を持つことを暗示し、人間を高次元に運ぶ。
※音楽の解釈は個人によって異なるため、自分の考えを大切にしてください。
参照
www.reddit.com...
aurora-aksnes....