【愛知県一宮市】旧尾西市の市街地、起地区の薄れゆく商店街風景

愛知県一宮市の西の端、起（おこし）地区を散策してきました。
起地区は2005年に合併で消滅した旧尾西市（びさいし）の市街地の１つで、古くから美濃路の宿場町として栄えた町でした。旧尾西市には鉄道が通っておらず、起地区へのアクセスは名鉄一宮駅からバスで２０分程掛ります。戦後間もなくまで路面電車も走っていたのですが、需要に対して鉄道輸送量が供給しきれず、止む無く廃止してバス転換したという珍しい歴史も。かつてはいくつもの商店街が存在したようで、町の至る所に古びた商店跡を見る事ができます。毛織物産業が盛んだった近代～昭和の時代には、さぞ活気溢れる街だったと思われます。
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