朗読 泉鏡花 『甲乙』

大正4年「女性」
『霰ふる』の姉妹編
丸髷と銀杏返の二人の女の幽霊を、幼少期から見続けている男の話。
• 朗読　泉鏡花　『霰ふる』
泉鏡花再生リスト
• 泉鏡花
泉鏡花
1873年（明治6年）11月4日-
1939年（昭和14年）9月7日

[@keikotaniguchi7819]

面白いですね。シャボン様有り難うございます。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます☺

[@junpaofficial9592]

待っていました！感謝します。JUNPA仲間に話しています。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます。 泉鏡花も樋口一葉も、たいへん読み甲斐があります。難解で量産できないのが辛いところですが、読めたときの快感はひとしおです。

[@piz2010]

朗読、ありがとうございます。 〈秋庭俊之君の話〉なので鏡花得意の雅文ではないのに、不思議で難解な小説ですね。2回聴いてしまったw 冒頭の『シャルル九世年代記』を読んでいて、「もう二十日すぎだし、少し稼ごう」と筆を取る鏡花の姿が意外で笑ってしまった。戯画化してるんでしょうけどね。 この小説を難解と思ったのは作者の意図が読めなかったからですが、意図がないのが作者の意図だと気づきました。 鏡花の超自然主義小説は、当時大流行の自然主義小説に対抗していたのですが、自然主義の陣営からは鏡花の小説は観念小説だとか作り物だとか攻撃されていました。 鏡花はこの作で、意図のない小説、つまり本当に作り話ではない小説でも幽霊は書けるし、超自然的能力も描けるんだと実験したんだろうという気がします。いわば実験小説ですね。 「これから秋庭君の直話を殆んどそのままであると云って可い」という断り書きがミソというわけなんでしょうね。 したがって、その後の〈秋葉君の直話〉にはいかなる作者の意図も合理性もないのでしょう。不思議な話という他ないですね。

[@seichan_bungaku]

なるほど、意図がないのが作者の意図…。この作品は文豪怪奇コレクションに取り上げられていましたので、私は「怪談」と受け止めて読んでおりました。怪談はそもそも辻褄のあわないものですし、理屈が通らないからこそ恐怖が増しますから。また、『霙ふる』と重なる部分があり、その点からの興味もありました。 『霙ふる』は純然たる怪談だと思いますが、『甲乙』は、二人の幽霊と見間違う芸妓の存在や、お話の中のお由紀さんが最後にでてくるところなど、現実をからめた分だけ、怖さが半減したような気がします。 実験小説といえば、そういう気がしますね。 ありがとうございました。

[@piz2010]

@@seichan_bungaku さま こわいところでは、迫ってくるようなメリハリをつけた緩急自在な朗読でしたよ。

[@seichan_bungaku]

@@piz2010 さま ありがとうございます☺️

[@user-rw60808memorial]

なんて流麗で明瞭で聴きやすいお声なんでしょう。素敵です。登録しました。陰ながら応援しております。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます☺️

[@ho.g5759]

I'm studying this book rn thanks 4 your hard work 💛

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます☺️

[@keikotaniguchi7819]

25歳は中年増だったんですねー！

[@seichan_bungaku]

そうなんですよ、寿命に比して年を考えると、現代よりずっと老けるのが早いんでしょうね。