朗読 泉鏡花 『薬草取』

1903年（明治36年）5月16～30日「二六新報」
医学生高坂は薬草取りに入った医王山で、道連れとなった花売りの娘に、幼い日の不思議な体験を語り聞かせる。
泉鏡花
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泉鏡花
1873年（明治6年）11月4日-
1939年（昭和14年）9月7日

[@piz2010]

朗読、ありがとうございます。 久々に鏡花の珠玉の短編を聴いてうっとりしました。耳の法楽でした。鏡花の文章は本当にすごいな。 これは、まるで世阿弥の夢幻能のような作品で、薬草取りの読経に蘇った花売りの霊が男との20年前の昔語りを懐かしみ、「ああ、お可懐なつかしい。思うお方かたの御病気はきっとそれで治なおります。」と呟くセリフには涙しました。 この作品は連載当時に不治の病で闘病中だった恩師・尾崎紅葉の病気平癒を願って書かれたらしいですね。紅葉も目を通して添削してくれたとか。作家もこの時代にはそういう麗しい師弟関係があったんですね。 それにしても、病気平癒の願いを込めた小説なんて、世界中を探しても、この小説一編だけでしょうね。コロナも早く収束して欲しいです。

[@seichan_bungaku]

病気平癒の祈りがこもっている小説なのですね。 命をかけても救いたいと旅に出た高坂の真心が天に通じたラストは胸がいっぱいになりました。

[@rosappp]

いつも文豪の名作を、美しい朗読で楽しませていただいております。 文字で読むより、こんなに透明感のある柔らかな声で朗読していただいた方が、ずっと物語の美しさが沁みてきます。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます。 鏡花の美しい物語、その美しさをそこなわない読み方ができていましたら、嬉しく思います。

[@keikotaniguchi7819]

透明感の有る声で、息もつかず流れるように美しい文をお読み下さり有り難うございます。繰り返し拝聴致します。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます。 嬉しいお言葉をありがとうございました。

[@user-fn2sh7lc3y]

鏡花の作品は読んだことはないのですが、「高野聖」とか「夜叉ヶ池」とか映画て観たような気がします。 大人気ないですが、夜読むのは怖い気がして食わず嫌いてした。youtubeのおすすめで、なぜか鏡花の世界とシャボンさんの声が合うようで、思わず一気に聴いてしまいました。思った通りピッタリてした。 ありがとうございました。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます。 泉鏡花はおばけ好きで、怪談も多いですから、夜読むのが怖い作品もたくさんありますね。独特の雅文で書かれた文章の美しさは、読みこなすのに苦労しますが、快感でもあります。

[@user-ck4xp5fx3k]

❤ありがとうございました。素晴らしくただただありがとうございました。😂

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます😊

[@user-mv8cm6wl1b]

ありがとうございました。

[@seichan_bungaku]

お聞きくださり、ありがとうございます。

[@user-hz8cz2sh2l]

明治の文学も、この辺までは古文か古典に近い文体ですね。 若い方には手強いかもしれませんが、昔の人々が美しいと感じた不思議野原に お月様の輝く晩にでも心を遊ばせてみるのも一興ですね。素晴らしい朗読有難うございました。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます。 鏡花の美しき仙郷の描写を、少しでも再現できていましたら幸いです。

[@abon8083]

医王山以外にも夜叉が池とか高野聖とか大体岐阜県あたりの山が舞台になってるようですね。 いつか文庫本片手に登ってみようと思っていますが多分夢想に終わるでしょう、鏡花だけに。

[@seichan_bungaku]

鏡花の出身地は金沢ですから、身近な山や池を題材にしたのでしょうね。鏡花記念館にはいつか、行ってみたいと思っています。

[@user-fk7ob7nw6w]

鏡花の作品は surrealで読むより朗読を聞いた方がわかりやすい!🤔

[@user-ij5tp6pd8t]

＞苔の生えた桶の中から、豆腐を半挺、皺手に白く積んで、そりゃそりゃと、頬辺の処へ突出してくれたですが、どうしてこれが食べられますか。 はい…無理です。

[@seichan_bungaku]

😅

[@bo-rupenzebura1844]

女の使っている言葉は東京の山の手言葉っぽい。ちと妙な。