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構成としてはよく似ていても、描き方で大きく異なるのが映像作品と漫画作品。その大きな理由の1つとして挙げられるのが、「ながら」ができるかの違いです。
漫画は「ながら」で読めないからこそ、主人公の「こうしたい」という強い意志を早く示してくれないと、ページをめくるのが辛くなってしまいます。
だからこそ、映像が主人公の「行動」から意志を描いていくのに対し、漫画はとにかく主人公の「願い」をまず先に示し、読者に伝えるためにアクションを描くという順番になっているのです。
今回はそんな映画と漫画の描き方・見せ方の違いについて解説します!
※なお、本編は19:30 からになります! そこまでは、ただただ週末に『ゴジラ-1.0』を観たマンガスクリプトDr.ごとうの感想が続きます。
【今回の質問でいただいていたnote記事】
マンガにあって映像脚本に存在しないもの、それは「キャラクター」と「感情」だった!(ごとう隼平)
gotojunpei.jp/n/n5130dd2eb2b0
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#漫画 #描き方 #テクニック #漫画家志望
【今回紹介させていただいたご質問】
ラジオネーム:匿名希望 さん
===ご質問内容===
ごとうさんのnoteの2023年10月30日のポストを拝読して質問があります。
ごとうさんが『SAVE THE CATの法則』を読まれて、
『実写映像の脚本術は「撮る」ありきなので、「行動を撮ることで、意志を見せていく」という順番で、一方マンガの場合は「意志」ありきなので、「意志があるから、描くべき行動が見えてくる」という順番である。』
というお話が書かれていました。
私もSAVE THE CATの法則は読みました。
漫画は、役者の力を借りられなかったり、漫画表現と映像表現の違いはありますが、漫画でも三幕構成は普通に使えますし、お話作りのキモになる考え方自体に差はないように個人的には思っているのです。
『漫画の場合は意思が先にある』というのは具体的にどういう状況を指しているのか教えて頂けないでしょうか。
鬼滅の炭治郎は鬼に家族を殺され、妹を鬼にされるというエピソードの結果、炭治郎の意思が生まれ、物語が動いていきますが、これを『先に意思がある』と呼ぶのでしょうか。
スターウォーズEp4で、お世話になってた叔父夫婦を殺され冒険に出る事になったルークと何が違うんでしょうか。
ルークの旅立ちが叔父夫婦への思いからではないとか色々と差はありますが「エピソードによって主人公の意思(思い)を伝える」という部分はどちらも同じだと思うのです。
記事を読み取れず、的外れなことをお尋ねしていたらすみません。
しっかり理解したいので、恐縮なのですが具体例など挙げてご教示いただけないでしょうか。
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