打刀は鍔の重さを変えることで重心位置を変えることが出来る。脇差しは接近戦の組討や屋内用ですね。中国でも大小二刀を使った日本人は少数でも強いと書いてる。 屈大均(1630-1695)「日本人が全力で動くとき風のように漂って動く。常に寡兵で陣に入って、たくさんの兵も抵抗できない。その刀の使い方は、長い方で構え守り、短いほうで止めを刺す。しゃがんでいるかのごとく低く移動し、決して下がらない。相手が何人いようと対応する、日本列島の中だけの絶技である。」 其人率横行疾斗。飘忽如风。常以单刀陷阵。五兵莫御。其用刀也。长以度形。短以趯越。蹲以为步。退以为伐。臂以承腕。挑以藏撇。豕突蟹奔。万人辟易。真岛中之绝技也。 日本人は東南アジアでも中国から材料を輸入して刀を作ってた、スペインでは日本人と戦うと負けるから戦うなと書いてるし西洋剣は刀で壊せるとも書いてる。 アントニオ デ モルガ サンチェス ガライ(1559 -1636 )「1609年、太平洋方面総督に対して勅令が送られ、日本軍を前にして「我が軍隊と国家の名誉を損なうような危険を冒さないように」 との厳命が下っているのである。ただ一度だけ、日本の不正規軍……浪人と呼ばれる近寄るべきでないサムライが主体…とスペイン人との間で会戦が行われたことがある。1620年代、シャムにおいてだ。どちらが負けたか?敗れたのはスペイン人である。」 "The Japanese were such formidable fighters, and islands are by nature so hard to invade." "The Portuguese never even considered trying." "A Spanish royal decree of 1609 specifically directed Spanish commanders in the Pacific ‘not to risk the reputation of our arms and state’ against Japanese soldiers ." "There was one engagement between Spaniards and some Japanese irregulars (mostly exile samurai of the kind called ronin) in Siam in the 1620s, and it was the Spanish who lost." スペイン人の貿易商人ベルナルディーノ・デ・アビラ・ヒロン(- 1619年以後)「繰り返して述べるが、彼らは非常に闘争的で、容易に鉄が切れるほど精錬された 鋼鉄で作った残忍極まる鋭利な武器を使用する。」「その鋼鉄の品質はヨーロッパ製の鉄を最初の一撃で砕いてしまう」 "I say again that they are very warlike and use very cruel and cutting weapons, made of such refined steel that they cut through iron with ease." "The quality of its steel shatters European steel with the first blow." ‘Vuelvo a decir que son muy belicosos y usan de armas crue‐ lísimas y cortadoras, de tan refinados aceros que cortan el hie‐ rro con facilidad.’ ‘von solcher Qualität des Stahls, daß europäisches Eisen davon auf den ersten Anhieb zerspringt’ アーノルダス・モンタヌス(1625-1683)「刀は非常に能く鍛えられあればヨーロッパ流の刀身などは容易にこれにて切断せらるべし。」 "Their Faulchions(katana) or Scimeters(wakizashi) are so well wrought, and excellently temper'd, that they will cut our European blades asunder, like Flags or Rushes". 脇差しを使う組討は戦場でも多様されていて後に柔道になった。日露戦争ではロシア兵は接近戦では日本兵に勝てず喉を刺されていたのでソ連は柔道を研究してサンボを開発した。 藤平実光「打物(太刀)での斬りあいのあと組討に至るのが一般的であった」 木村柳悦守直撲「甲冑の戦いは十度に六、七度組討に至ることは必定なり。」「往古の武士の相撲を修行せしことここにあるなり。」 トーマス・コーウェン著『日露戦争』「いくつかの砦では、銃剣同士が接近戦を繰り広げ、ロシア軍は体格と重量で優位に立っていたものの、より機敏で熟練した日本軍には太刀打ちできないことが再び証明された。」” At some of the forts men fought at close quarters, bayonet to bayonet, and it was once again shown that, though the Russians have the advantage of size and weight, they are no match for the quicker and more skilful Japanese”