Рет қаралды 3,041
「土」と動植物の五億年に及ぶ相互作用を、多層的な切り口で紹介した『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち 』の著者・藤井一至(ふじい・かずみち)さんと、日本を代表する辺境探検・ノンフィクション作家の高野秀行(たかの・ひでゆき)さんが、土の面白さや、フィールドワークについて語り合うスペシャルトークの後編です。
※前編のリンクはこちら→ • 「土」をめぐる知の探求『大地の五億年』とフィ...
【目次】
0:23
「黒ぼく土」ってどんな土?
2:53
納豆文化が東日本優勢なのはなぜ?
4:25
火山灰地の特徴
6:50
黒ぼく土は縄文人の野焼きで作られた?
8:54
黒ぼく土は世界の陸地面積のわずか1%にしか存在しない
9:41
黒ぼく土の定義とは?
11:41
『西南シルクロードは密林に消える』が好きなんです!
13:13
外国で“土を掘る”ってリスキーなんです
14:11
コミュニケーションに必須な“サバイバル語学”
15:34
大切なのは芋づる式に人間関係を築くこと
17:23
”いまやっていること”が常に最前線である
18:26
西南シルクロードから“納豆”に至るまで
19:20
人から聞く抽象が苦手。自分の目で見て確かめたい
20:17
前知識を持って現地に行く面白さもある
21:56
誰もやっていないことをしたい
23:36
本格ノンフィクションとは?
25:23
『大地の五億年』を刊行した反響は?
27:55
『謎の独立国家ソマリランド』講談社ノンフィクション賞受賞の舞台裏
30:05
ノンフィクション作品を書くときのさじ加減
32:14
自分の目で見たものを丸ごと伝えたい
33:04
次に行ってみたい場所は?
34:51
対談を終えて・・・
【プロフィール】
藤井一至(ふじい・かずみち)
1981年富山県生まれ。 2009年京都大学農学研究科博士課程修了。京都大学博士研究員、日本学術振興会特別研究員を経て、国立研究開発法人森林研究・整備機構森 林総合研究所主任研究員。世界各地をスコップ片手に飛び回り、土と地球の成り立ちや持続的な利用方法を研究している。第1回日本生態学会奨励賞(鈴木賞)、第33回日本土壌肥料学会奨励賞、第15回日本農学進歩賞受賞。『土地球最後のナゾ』(光文社新書) で第7回河合隼雄学芸賞受賞。
sites.google.com/site/fkazumi...
高野秀行(たかの・ひでゆき)
1966年東京都生まれ。早稲田大学探検部時代にアフリカ・コンゴの湖に生息するという謎の生物・ムベンベを調査し、『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)でデビュー。以来、”誰も誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、誰も書かないことを書く”をモットーして、数々のノンフィクション探検記を執筆。『ワセダ三畳青春記』で第1回酒飲み書店大賞、『謎の独立国家ソマリランド』(本の雑誌社)で講談社ノンフィクション賞を受賞。2023年7月刊行の最新作『イラク水滸伝』(文藝春秋)で「第28回植村直己冒険賞」を受賞。
aisa.ne.jp/mbembe/
ヤマケイ文庫『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』
yamakei.co.jp/products/282204...
今回の対談は「ヤマケイの本 note」note.com/yamakei90_/ でも公開中です。