楽しく、興味深く見させていただいています。さて、日本語を基礎として考えると。 「ネコ」と言うのはネコという型です。「このネコ」と言うのはネコの型の特定のインスタンスです。「タマ」も特定のインスタンスです。英語は型とインスタンスが未分化で型について述べる事が出来ない場合が多いので、aだとかtheだとかの単インスタンスか、sを付けて複数インスタンスを示す必要があるのです。例えば「リンゴが好き」というのはリンゴという「型:集合」についての論理であるにも関わらず、英語ではapplesだとかan apple だとかインスタンス化する必要があるため、面倒な感じになったのではないでしょうか?ソシュールが日本語を知っていたら別の結論に達したような気がしてなりません。
英語の冠詞の説明がめちゃくちゃわかりやすかった! a catとthe cat は明確に違うのだと直感的に理解できた!不定冠詞と定冠詞っていう文法用語の意味もこの説明で腑に落ちた。 コレを中学で習いたかったなぁ。 そして、冠詞がない日本語は、それを直感的に理解してるんだなとも感じて不思議だなと感じました!
@TK-fu1np3 жыл бұрын
不定冠詞のaとかanは、元々oneとルーツが同じなので「1つの」ですね。anが先にあって、楽に発音するためにnが脱落してaになった。ただし冠詞の次が母音で始まる場合のみ、aでは母音が続いて言いにくいのでanのままになった。 a cat = one cat 「どのネコ」とは定まらズ(不定)、ただ単に「一匹の」と言っている。 対してtheのルーツはthatと同じで、「あの」というニュアンス。 the cat = that cat どのネコでもいいわけではなく既に話題にあがっている「あのネコ」「そのネコ」と定まる。 と考えると定冠詞と不定冠詞の違いが納得できると思います。