気候変動は非常に複雑な現象で、十分な精度のシミュレーションモデル(例えば、年間の CO2 排出量を与えると、気温上昇を±0.1℃以下の誤差で予測できるようなレベル)は未だ存在しないのではないでしょうか?深層を含む海流、地形、植物群の反応、永久凍土の反応、アルベド、太陽活動等々。地球規模の気象モデルの難しさと現実について、深い話が聞けると楽しみにしていたのですが、それに関してはニュースで聞くような表層的なレベルで、とても残念でした。 気候変動は重要な問題ですから、結果だけを垂れ流しにするのではなくて、そのモデルの前提条件、誤差の程度、モデルの改善進捗など、予測の現場の苦悩を知った上で、ニュースを聞きたいと思います。 ”科学は理解すべきであって、信じるべきもではない”の意味で。
検証されているとして、過去の予測は実際の気温に対してどれだけの誤差があった?今産業革命から1.2℃くらい上がってて、1.5℃まで上がるかを気にしてるんだから±0.1℃くらいの誤差じゃないといけないと思うけどほんとにそんな精度ある?ちなみに予測は温暖化を過剰に見積もってるっていう検証結果ならしってるんだけどね。(R McKitrick and J Christy, "Pervasive Warming Bias in CMIP6 Tropospheric Layers" , Earth and Space Science 7(2020))