アナーニ事件についてWikipedia の日本語版、英語版、フランス語版、中国語版を比べてみたところ、「憤死」という特殊な言葉を使っているのは 日本語版のみで、それ以外はそれぞれ、died a month afterwards.(一か月後に死んだ)il meurt un mois après.(一か月後に死んだ)一个月后去世。(一か月後に逝去した。)となっている。 英文の歴史書を直接見ても、憤死なんて変な言葉は使われていない。 日本では世界史でも日本史でも専門家は、やたら難しい言葉を使いたがる傾向がある。分からないのは、読者の不勉強が悪いといった態度ですよね。日本史のわかりにくい部分は、同じ内容の英語を読んだほうがりかいできることがある。いいかげん歴史学者の態度をあらためてほしい。