ほとんどのレシピ本やレシピサイトには「なぜ」が書かれてない。見る側はなぜそうしなきゃいけないのか納得いかないからは省く、或いはやり方をどう徹底すればいいのか分からない、で上手にできない。主婦レベルのものを作らせるレシピなら別に説明いらんけど(どうせほとんどの人はそこまで求めて料理してない)、人並み以上のものを作って見せるサイトなら理由の説明がないものは全て失格と言いたい。企業秘密だから理由を教えないってんなら初めから中地半端な教え方すんなよと。 自分が100冊くらい読んだレシピ本の中で「なぜ」がよく書かれてるのは、名前忘れたけど辻調のパンつくりの本と(なんで塩加えるのかとかすごく細かく書かれてる)、川島シェフの低温調理の本と(個人的には必ずしも低温調理が良いとは思わない)、cooking for geeksっていうアメリカの本の三冊だけ。特にcooking for geeksが一番細かくて良かった。肉を過熱する場合に固くならない温度幅は牛豚鶏それぞれ何度なのか、アクチンとミオシンの話までしてる。ああいうの読んじゃうと日本はやっぱり白人社会には敵わないなと思わされる。もっと敵わないのはその本の日本人レビューに「和食がないのは残念」て意見が多かった事。日本世間はどんだけバカなのかと。どんだけクレーマー大国なのかと。日本人の書いたレシピ本に欧米人向けの洋食がどんだけ載ってんだよと。割合は少ないし和製洋食ばかりでどのみちネイティブが満足するものはほとんどない。
Yummy...didn't need to understand what the honourable chef was saying...his face, language tone and gestures spoke for themselves...'tempura so delicate and natural that when i eat this i go to culinary paradise'...❤