Рет қаралды 48,125
D62はD52の戦後の改修工事の中で、二軸従台車をつけバークシャー(1D2)化した国鉄で最も重い巨大な蒸気機関車です。
今回取り上げたD62-15は第二動輪がとても特殊な製法で作られた特殊な形ですので、是非ご覧ください。
私は、今回調査に入るまで最初から軸重軽減を狙っていたのだろうと思っていたのですが、そうではなくて1次工事ー浜松、2次工事-鷹取と2回の工事を経て軸重を乙線に入れるようにして、シリンダー出力を絞っていました。
この第二次工事は東北本線に入れるためです。
それ以前は東海道本線の電化まで使われ、結局山陽本線には入らなかったのですね。したがって1次工事直後はD52と性能的に変わるところは無いわけで、メリットとすればバークシャー化による乗り心地向上、デメリットはその分重くなるわけですが、東海道本線では問題となる違いではないです。
軸重軽減までは車両の性格と目的が曖昧とも言え、東北本線一ノ関に集結してやっと本領を発揮したのではないかと思います。
残念なことに元々青森電化まで使う予定が、盛岡電化の翌年の昭和41年で全機廃車になってしまいました。ブームの前でしたから保存しようという機運も無く、ファンに撮られる写真も少なく、すーっと消え去っていった印象があります。これが函館本線であったならばその後の展開もファンの持ちあげ方も違ったことでしょうね。
#蒸気機関車 #D62 #D51 #C62 #バークシャー
(クレジット)
Goods Train movie by Andew Bone flic.kr/p/MYRy2h
Chur SBB - S12 movie by Kecko flic.kr/p/2mTcfnV